九州や関東地方で“スーパーセンタートライアル”などの屋号を使いディスカウントストアを展開しているトライアルカンパニーのアルカリ電池。今回、このトライアルPB品であるアルカリ電池のデザインが変更されていたので紹介します。
かつてのデザインではサイズごとに色が違うものでしたが、今回のリニューアルで全てのサイズで金+赤のデザインに変わっているのが大きな特徴であります。
パッケージ裏のバーコードラベル。バーコードのベンダーは“兼松(4959058)”となっており、前世代と同様に兼松が供給していると考えられます。
今回のリニューアルはデザインが変更されたのみでなく、価格も単3・単4、4本パックがかつての税込59円から79円となっており、実質の値上げと言っても間違いないでしょう。
電池の外観。前世代ではシルバーベースにサイズごとに違う色の帯があったのが特徴でありましたが、今回のリニューアルで全サイズで金+赤のデザインに変更、アルカリ電池らしくないデザインから一気にアルカリ電池らしさ満載のデザインになりました。
輸入販売者は“(株)トライアルカンパニー”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。注意書きに誤字はありませんが文字が小さくて読みにくいような気がしますね。
プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「緑」。写真では単4に絶縁リングは無いように見えますが付いています。
使用推奨期限の月-年表示が“_(アンダーバー)”になっている珍しい表記で、これは前世代モデルから受け継がれている特徴です。なお、使用推奨期限は単3・単4共に「04_2021」。時期的に5年期限と推測、それぞれ2016年4月製造の電池であると思われます。
マイナス極のガス抜き穴は2つ穴タイプでした。前世代モデルや使用推奨期限の印字に同一の特徴を持つ、ローソンストア100で売られている兼松のアルカリ電池や生協のアルカリ電池では3つ穴タイプだったようですので、仕様変更されたのでしょうか。
外装ラベルも剥がしてみましたが、特にロット番号の印字などは見られませんでした。
この電池で使われている絶縁リングの特徴。色は薄緑で絶縁リングの切り欠きを横に置いた時、上下に2ケタの数字やアルファベットが記載されているのが特徴のようです。
同一な絶縁リングの特徴を持ったアルカリ電池として、均一ショップ“ダイソー”で売られているDAISO&Sのアルカリ電池がありますが、使用推奨期限の印字違うことや電池にロット番号の印字があったことから製造元は違うと推測されます。
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→本記事と同じくトライアルのアルカリ電池を紹介した記事で、こちらは本記事の前モデルの単3を紹介。