“ローソンストア100”で見つけた新顔のマンガン電池です。ローソンストア100のマンガン電池と言えば、同店舗PBであるバリューラインのマンガン電池がお馴染みで、こちらが黒マンガン相当のようでしたから、それに加えて赤マンガンのラインナップを追加したようなイメージでしょうか。
新顔と言っても、電池自体は三菱電機ホーム機器のマンガン電池そのもので、三菱電機のロゴはマークがない古いものになっています。
パッケージ裏のバーコードラベルはご覧の通り。ローソンストア100のPB品である「バリューライン」のロゴがあり、実質の自社ブランド扱いとなっています。現状でのラインナップは単1・単2、2本パックのみ。型番は単1が「R20P/VL2S」、単2が「R14P/VL2S」となっていました。バーコードのベンダーは三菱電機ではなく、“ローソン(4903423)”となっていました。
電池の外観と注意書き。電池自体にバリューラインのロゴなどは見られず、普通に100円均一ショップなどで見られる三菱の赤マンガンそのままのデザインになっています。
社名表記は“三菱電機ホーム機器”で、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。ちなみに日本語の注意書きのフォントはスーラでしょうね。
三菱電機が販売する赤マンガンのブランドは当初“VITAL(バイタル)”でしたが、黒マンガンが“NEO SUPER VITAL(ネオ・スーパーバイタル)”ブランドになったのをきっかけにそれまで黒マンガンのブランドだった“SUPER VITAL(スーパーバイタル)”を継承、その後バイタルブランドの廃止に伴い“HEAVY DUTY”ブランドになった経緯があります。
プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1・単2共に「07-2018」。三菱乾電池のカタログによると単1と単2のマンガン電池は3年期限と記載されていますから、それぞれ2015年7月製造の電池であると思われます。
しかし、謎なのは1ヶ月前に作られた新しい電池なのにもかかわらず、三菱電機のロゴが新しくなっていない点です。もしかしたら、旧ロゴの電池も未だに平行して作られているのかもしれない。
もう一つ気になるのは単3の存在です。現在のところ、単1と単2のみが確認されているのみで、単3は確認が取れていません。オリジナルブランドである黒マンガンでは6本パックでの発売ですが、この赤マンガンのみが100円均一ショップと同じ4本パックではお得感がありません。もし、単3が登場するとすれば4本パックになるのか6本パックになるのか、とても気になるところです。
★関連記事
LAWSON VALUE LINE マンガン乾電池 R20P(UV)/R14P(UV)/R6P(UV)
→本記事で紹介した“MITSUBISHI”ブランドの赤マンガンと平行して売られている、ローソンストア100のPB“バリューライン”のオリジナルマンガン電池を紹介した記事。こちらは供給元がFDKでインドネシア製となっています。
TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(E)/LR03(E) その3
→同じくローソンストア100で売られている東芝のアルカリ電池を紹介した記事。このアルカリ電池も本記事と同様、電池本体にバリューラインロゴの記載はありませんが、電池のデザインがオリジナルになっている点が本記事のマンガン電池とは異なっています。
記事名が長いことにふと気づいたw
ダイソーの単2の三菱と似ている?
ダイソーに三菱の赤マンガンが売られていた記憶はありませんが、記事中に
「電池自体は三菱電機ホーム機器のマンガン電池そのもの」
の記載がある通り、電池はかつて売られていた市販モデルと全く同じものです。
すいません、ダイソーの方は黒マンガンだったような・・・。
たしか006Pもあって・・。
ややこしい発言をしてすいません (*_*;