中小スーパーマーケットにプライベートブランド品を卸している企業である“シジシージャパン”のアルカリ電池です。以前本ブログでは同じアルカリ電池の単3と単4を紹介しましたが、今回は単1と単2を紹介します。
デザインは単3・単4と同様、金ベースに赤い帯というもので、“アルカリ乾電池”という字体の印象から、何となく高級感漂う印象を受けます。
パッケージのバーコードラベルです。単3と単4同様に使用推奨期限は10年。最近のアルカリ電池では7年や10年など軒並み期限が延長されていますが、これは電池が売れないスーパーでも長期在庫できるという思わぬ恩恵を受けています。
バーコードのベンダーは“シジシージャパン(4901870)”。ラインナップは単1・単2の2本パックのみで、自分が購入したスーパーでは単1が321円、単2が267円(いずれも税込)でした。
注意書き部分。単3と単4では生産国がタイ製でしたが、今回紹介する単1と単2では日本製となっています。
同じような例として、ファミリーマートで売られている“ファミリーマートコレクション”のアルカリ電池があり、単3と単4はインドネシア製ですが、単1と単2はOEM元であるFDKが海外で製造を行っていないと思われる関係上、日本製となっています。
なお、販売者は“株式会社シジシージャパン”になっています。
プラス・マイナス側。マイナス極は黒い絶縁リングに「◎」になっており、これはパナソニックのアルカリ電池に見られる特徴であり、単3と単4同様、こちらもパナソニックのOEMであると思われます。
なお、このマイナス極、見た目ではFDKのように逆装填防止機能などは無いように見られますが、“絶縁リングによるマイナス端子凹み構造”を採用しており、FDKのアルカリ電池と同様、マイナス端子同士の逆接続では機器が動作しないようになっています。
使用推奨期限は単1・単2共に「04-2025」で、2015年4月製造の電池でした。
最後にフルラインナップを。実は今回紹介した単1と単2は今回のリニューアルで新たに加わったもので、前世代までのモデルでは存在していませんでした。
これにより、同じくパナソニックOEMを用いたトップバリュのアルカリ電池に、より近くなったのではないかと思っています。
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→本記事で紹介したアルカリ電池の単3と単4と取り上げた記事。本文でも触れていますが、こちらはタイ製となっています。