EVER PLUS アルカリ乾電池 その2

everplus_1主にスーパーマーケット“マルエツ”で売られている“EVER PLUS”というブランドの低価格アルカリ電池です。かつては白地に水色という個性的なデザインのアルカリ電池でありましたが、今回リニューアルされ、上部・帯に薄茶色のグラデーションのデザインはこれまたアルカリ電池らしくない個性的なデザインと言えるのではないでしょうか。

 

 

everplus_2以前の物は輸入元がハンファ・ジャパン(現・ハンファQセルズジャパン)となっていましたが、同社が電池販売から撤退したのか、今回、輸入元がロイヤルパーツに変更されているのも大きな特徴です。その為、バーコードのベンダーも同社との関わりがあると思われる“ネオテクノス(456042556)”のものになっています。
ちなみにシュリンクパックの表は絵柄は揃っていなくバラバラ。ここは中国製と言える点でありましょうか。

everplus_4まずは単1と単2の注意書き部分。単1と単2はスペースが広い為か『単1形/単2形 アルカリ乾電池』のロゴが3ヶ所ありますが、ブランド名である“EVER PLUS”は正面1ヶ所のみで他にはありませんでした。
輸入元は“ロイヤルパーツ株式会社”。問い合わせ先の電話番号はネオテクノス製品のフリーダイヤルではなく、大阪06な普通の電話番号となっています。

 

everplus_5プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1・単2共に「04-2020」となっており、店頭の値札には5年期限との表示があったので、2015年4月製造の電池であると思われます。時期的にも5年期限で間違いないでしょう。
生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。

 

everplus_6次に単3と単4の注意書き部分。ちなみに注意書きは至って普通のもので誤字などは見られません。下部は薄茶色のグラデーションになっており、正面は白いですが注意書きに向かって色が濃くなっています。これにより、注意書きは読みやすい印象を受けます。ただし、文字はやけに小さいですが…。
輸入元は単1や単2と同じく“ロイヤルパーツ株式会社”。生産国も同様に中国製です。もちろん“水銀0(ゼロ)使用”。

everplus_7プラス・マイナス側。ハンファ・ジャパン時代の物は中国(Guangzhou Tiger Head Battery Group)製を経て韓国(ロケット)製となっていたようですが、今回の輸入元変更により再び中国製に戻ったようです。今回の製造元は不明でマイナス極の絶縁リングは無いタイプとなっていました。
使用推奨期限は単1と単2と同じく「04-2020」。同じく、5年期限の2015年4月製造の電池であると思われます。

everplus_8電池の外装ラベルを剥がしてみると、レーザー刻印で単3には“KBXH 17 231040”、単4には“IBWH 02 071317”というロット番号らしき刻印がありました。何故か単3と単4ではロット番号の刻印位置が違っています。
なお、ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、一般的な2つ穴タイプのものでありました。

 

★関連記事
アルカリ乾電池 日本製 単3形/単4形 LR6(SR)/LR03(SR)
→本記事と同じくロイヤルパーツが販売を担当している日本製のアルカリ電池を紹介した記事。ロイヤルパーツとネオテクノスの関係についての考察もこちらの記事で行っています。

EVER PLUS アルカリ乾電池
→本記事で紹介した“EVER PLUS”ブランドアルカリ電池の前モデルを紹介した記事。ブログ開設直後の記事なのでテキストは少なめ。


EVER PLUS アルカリ乾電池 その2」への2件のフィードバック

    1. みはりん 投稿作成者

      ちなみに実際に比較してみましたよ。
      http://miharin.wktk.so/recharge/tmp/everplusxenergizer.jpg
      個人的には緑色の帯は似ているような感じがしますが、バック色が違うので別物と認識していました。
      意外な所では“EVER PLUS”と“Energizer”のロゴ下の模様が逆向きになっていますが似ているw。
      これは両者意識してるかもしれません。

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