100円均一ショップ“セリア”で見つけた新顔のアルカリ電池。販売元は“ロイヤルパーツ”という全く聞いたことのないメーカーのもので、「日本製」であることが最大のウリであるアルカリ電池です。
デザインはごく一般的なアルカリ電池なもので、金をベースにしながらも、真中に青が配されているデザインとなっています。
100円均一ショップで売られている電池だと、日本製ですが2本パックな電池もありますが、これは日本製でありながらも4本パックで正真正銘、税込108円であります。
なお、バーコードのベンダーは“ネオテクノス(456042556)”となっており、社名はロイヤルパーツとなっていますが、実はネオテクノス販売らしい。ネオテクノスの電池と言えばセリアではおなじみですから、これだと納得できますね。
注意書き部分。注意書きはごく一般的なもので誤字はありません。注意書きの文面や『[水銀0(ゼロ)使用]』の表記は日立マクセルのアルカリ電池と全く同じものです(その理由は後ほど判明)。
販売元は“ロイヤルパーツ株式会社”となっており、問い合わせ先のフリーダイヤルはネオテクノス名義の電池に記載されているものと全く同じものでした。
ちなみに“ロイヤルパーツ株式会社”の事をさらに突っ込んで探してみると、同社は欧州人向けのゲストハウスである“飛騨高山 桜花”を運営していることが判明(念のためウェブ魚拓にも保管)。同ゲストハウスのホームページを見てみると、住所が電池に記載されている大阪市港区の住所で、これはバーコードのベンダーを検索した時点でのネオテクノスの住所とも一致しています。
また、ハローワークに出稿している同ゲストハウスの求人案内では事業内容の一つとして“乾電池の卸売業”という記載があり、これはロイヤルパーツというよりかネオテクノスの事業内容とするとしっくり来ます。この事から“ネオテクノス”=“ロイヤルパーツ”の図式が成り立つのでは無いでしょうか。しかし、このように詮索される危険性があるのに敢えてネオテクノスが別名義でアルカリ電池を発売したのかは謎です。
プラス・マイナス側。単3のマイナス極の特徴は「黒」の絶縁リングに底板が「◎」となっていますから、日立マクセル製と推測されます。
もっとも日本製の100円均一ショップで出回るようなエントリーモデルの単3・単4アルカリ電池を製造しているのは日立マクセルかFDKのみですから、ある程度特定できそうな感じがします(パナソニックはエボルタのみが日本製で他はタイ製)。
マクセルのアルカリ電池、GDシリーズと比較してみました。マイナス極の特徴はもちろん、使用推奨期限の印字もよく似ています。使用推奨期限は単3・単4共に「05-2020」。時期的に5年期限と推測され、2015年5月製造の電池であると思われます。
やはり、この電池は5年期限ということでGDシリーズ相当なのでしょうか?GDシリーズは4本パックで200円前後なので、それを考えると大分安いアルカリ電池です。
これをきっかけとして100円均一ショップにまた日本製のアルカリ電池が出回れば嬉しいなぁ…。
日本製のアルカリ電池で
硬いフィルムかフニャフニャフィルムかだけでもメーカー特定できてしまいます。
日本製だけでは
黒リングにマイナス極の円:マクセル
緑リングに平らなマイナス極:FDK
紫外線硬化樹脂:パナソニック
嬉しい日本製、GDシリーズとの比較写真は
電池の雰囲気もよく似ているからマクセルで確定ですね。
勿論5年間液漏れ保障とかは無いでしょうが、108円で買えてしまうのは魅力です。
生産メーカー不明というより、日本生産を行う電池メーカーが特徴出ているから、
生産元判断はしやすくなりました。
ちなみにシュリンクパックもマクセルのGDシリーズ類似の特徴を持っていました。
パリパリなビニールという表現が正しいのかな?
セリアの場合、三菱の中国製電池やメジャーメーカーでない7年保存保証の電池もあったりして悩んでしまいます。
国内産でも某国資本だと躊躇しますし。実はそれが気になって検索してここへきました。そのままレジでお買い上げですw ありがとうございます。
それにしてもナショナルブランドの中国製かノーブランドの国内製か悩まないといけないなんて、面倒くさい世の中になったもんだ…。
セリアのロイヤルパーツ”アルカリ乾電池 日本製 単3形2本の懐中電灯 30分利用で10回程度で電池切れ
本日新品入れ直し セリアのレシートを電池に貼って どこくらい持つか試します。
日本製の前に 品質に 疑問アリの商品
4本100円の電池が日本製とは言え、4本400円のアルカリ電池と同じ訳がありません。
高品質を求めるのであれば、最低でも使用推奨期限10年のアルカリ電池を買うべきだと思いますよ。