ここ最近良く見るようになった“Camelion(カメリオン)”というブランドのアルカリ電池です。ホームページではどこの国のメーカーであるかは記載がありませんが、中国のメーカーであるようです。
今回紹介する“Plus Alkaline”はハイエンドモデル“Digi Alkaline”の下位に当たるエントリーモデルのアルカリ電池のようです。
デザインとしては金バックで赤のもので、至って普通のアルカリ電池なデザインです。やはり、エントリーモデルだからなのかな?
注意書き部分。社名は愚か、原産国表示もありません。形名表記“LR6”、“AM3”までの表記はわかるかもしれませんが、“MIGNON”は欧州で単3電池を指し、“MN1500”はデュラセル(旧・マロリー)品番で、“E91”はEnergizer(旧・EVEREADY)品番を指しています。
なお、“0% Mercury & Cadmium”の記載がありますので、水銀やカドミウムは含有されていないようです。
注意書きは英語では“Do not recharge or dispose of in fire(充電や火の中にいれないで下さい)”と記載されており、ほぼ同様の内容でフランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・オランダ語・ロシア語と実に多彩な注意書きですが、何故か日本語はありません。
プラス・マイナス側。これと言って変わった特徴はありません。絶縁リングは無いタイプです。なお、使用推奨期限は元々印字されていないのか、使っているうちにインクが落ちてしまったのか不明ですが、印字はありませんでした(この電池はとある電池回収BOXで拾ったものです)。
マイナス極のラベルを剥がしてみると、ガス抜き穴は2つ穴のタイプで極一般的なものでした。
電池本体のラベルを剥がしてみると「A015 CC02」という上4ケタ、下4ケタのロット番号らしき印字が出現しました。意味不明な記号でこの番号からは製造日は推測出来なさそうですね…。