知らない間にリニューアルしていた、“日立マクセル”のカラーアルカリ電池「ボルテージクレール」です。
前世代モデルはピンク一色だったデザインなのに対し、2世代目に当たる今回のモデルではピンクと金のストライプ柄のデザインとなり、パッケージもストライプ柄で金と紺のデザインになっていて、全体的にデザインが刷新されているのが特徴であります。
パッケージ裏。パッケージ上の推奨期限表示はパッケージ自体に印字してある事例も多いですが、マクセルのアルカリ電池(自社製である単3・単4のみ)では電池記載の使用推奨期限表記がパッケージ上から直接見えるようになっています。
前世代モデルでは単3・単4ともに8本入りパックが存在していましたが、2世代目では各4本パックのみのラインナップとなりました。なお、バーコードのベンダーは日立マクセル(4902580)。
電池の外観。電池の表は冒頭にも触れた通り、ピンク+金のストライプ柄、注意書き部分は金のデザインとなっていて、全身ピンクだった前世代に比べると、女性のみではなく男性でも使えるデザインになったのではないでしょうか。
ちなみにマクセルの商品紹介ページでこの電池のデザインを『アルカリ乾電池を象徴とするゴールドを基調としながら、女性に人気なピンクゴールドと宝石のように輝くドットのエッセンスをプラスした、大人かわいいデザイン』と記載されています。
前世代モデルとの比較。前世代モデルではボルテージのデザインを踏襲しつつのピンクデザインでしたが、2世代目モデルではそれを一切廃してデザイン重視の柄となっています。
なお、前世代モデルではJISマーク表記がありましたが、2世代目モデルではJISマーク表記がありません。
次にパッケージの比較。ブリスターパックの形状そのものは同じですが、全くデザインが異なっています。
プラス・マイナス側。単3マイナス極の底板は「◎」となっており、日本製なのでマクセル自社製であると思われ、単4に関しても同様だと思われます。
使用推奨期限は単3・単4共に「09-2019」。ボルテージでは10年期限となっていますが、前世代モデル同様、ボルテージクレールは5年期限となっており、それぞれ2014年9月製造であると思われます。
改めて、電池の外観です。この写真を見る限りではパッと見、これが電池であると思えないのではないでしょうか。
“maxell”のロゴもストライプ柄の間に小さくあるのみで控えめです。電池といえばメーカーやブランド名のアピールが勝負だと思うのですが、それすらも廃してデザイン重視に徹している。このデザインの採用は相当な大英断だったのではないでしょうか?
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maxell ボルテージクレール LR6(T)PK
→前世代モデルであるボルテージクレールの単3を取り上げた記事。大まかな比較は本記事で行っていますが、前世代モデルの詳細はこちらへ。