SANYO ネオ・アルカリ ALKALINE BATTERY 単3形 LR6(A)

LR6(A)_1かつて三洋電機が発売していたアルカリ電池である“ネオ・アルカリ”の単3です。この電池が三洋電機でブランド名が冠されたアルカリ電池としては最後のモデルとなり、後継モデルは“Bシリーズ”というカタログだけでの表記となり、電池本体には“SANYO アルカリ乾電池”と書かれているだけでブランド名が記載されていない電池となりました。
アルカリ電池としてはベーシックな金ベースのデザインで表のデザインのカラフルさで目を惹かせているように見えますね。

LR6(A)_2注意書き部分。社名表記は“三洋電機株式会社”で型番は“LR6(A)”となっています。後継モデルは“LR6(B)”となり、この型番から「Bシリーズ」の名が付けられています。
生産国は“MADE IN INDIA”で電池の製造国としては珍しいインド製です。他にもロットによってはインドネシア製のものも存在しているようです。

 

LR6(A)_3プラス側。使用推奨期限はこのプラス側に記載されており、「06-2003 DF2」と期限表示に加え、3ケタのロット記号が併記されている表記となっています。
ちなみに製造日は2年期限と推測すると、2001年6月製造の電池であると思われます。

 

LR6(A)_4マイナス側。マイナス極には絶縁リングが無いタイプで、ガス抜き穴は4つ穴タイプという珍しいものになっていました。
これと同じ特徴を持った電池としては同一の製造元であると思われる、以前発売されていたイオン・トップバリュのアルカリ電池がありました。こちらも本記事で取り上げた電池と同じくインド製となっていました。

 

LR6(A)_52000年秋冬号“サンヨー商品カタログ”より。電池は単1から単5、6P形までフルラインナップで用意されており、かつての三洋アルカリ電池の主力製品でした。

 

 

 

 

 

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TOPVALU アルカリ乾電池 LR6(AE)
→以前イオン系列のお店で売られていたトップバリュのアルカリ電池。本記事で取り上げた三洋電機のアルカリ電池と同じくインド製となっていて、なおかつS.E.C.の表記もあることから同じく三洋製であると思われます。同社インド製の考察はこちらに詳しく記載しています。


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