何かに付属していたであろう、“MINPEAI”なるブランドのマンガン電池です。“NEO EXTRA”というどこかで聞いたようなネーミングが付けられています。
この電池は台湾の新北市に所在する“明沛實業有限公司(Mipeai Co.,Ltd.)”の製品のようで、同社のホームページではこの電池と同じ絵柄のものの他、同じMINPEAIブランドによるデュラセルのデザインに激似の電池も販売されているようで、パチもん好きの自分にとってはむしろ、こちらの方が気になってしまいます。
注意書き部分。この電池のサイズは単4ですが、注意書きの文字がとても小さいです。まるで読ませたくないと思わせるほどです。電池の記号は“R03P”となっており、表記が正しければ赤マンガン相当の電池になることになります。
社名表記は“MIPEAI CO.,LTD.”、生産国は“MADE IN PRC”で中国製です。ちなみにPRCとは“People’s Republic of China”の略で中国を差し、中国製であることを悟られないようにするために使われる表記であったりするようです。
台湾で発売される電池に付けられるリサイクルマークの一種である四矢マークが記されています。“0% MERCURY & CADMIUM”で水銀とカドミウムは含有されていない模様ですが、WEEEマークには“Pb”が見られますから、鉛は含有しているようです。
プラス・マイナス側。外装はシール外装です。マイナス極の底板には「12-2012」の表記があります。電池本体に表記が無いため、製造日か使用推奨期限の表示のどちらかは不明です(恐らくは前者であると思われますが)。
軽くハイワット気味なデザインですね。
配色的にアルカリにも見えてしまいそうです・・・
Mipeai社は三菱・東芝の電池を輸入?しているみたいですが、特に三菱のアルカリの単2より大きいものとマンガン電池を含む9V型はまんま日本のものを輸入しているようですね。
ついでに・・・
ついに「東芝ライフスタイル」名義が出たのですね。
もうひとつ気になった三菱の電池のほうは、まだ通信用以外は動きがないようですね・・・
確かに最近はシルバーベースのアルカリ電池は多くなっていますから、アルカリ電池にも見えるかもしれませんね。
ボタン電池のページでは三菱の『日本三菱電池』というブランド?キャッチコピー?が非常に印象的ですね。23Aや27Aと言った日本では売られていない種類の電池があるのも気になりますが…。