何の変哲も無い、現行品である東芝ホームアプライアンス(現・東芝ライフスタイル)のリチウムコイン電池“CR2032”です。
パッケージ裏。ここ最近の東芝のリチウムコイン電池といえば、インドネシア製がメインだったのですが、この使用推奨期限「07-2019」(2014年7月製造)のロットでは“MADE IN JAPAN”の日本製になっており、つい気になって買ってしまいました。
バーコードのベンダーは東芝ライフスタイル(4904530)になっていますが、パッケージ上の表記は未だ東芝ホームアプライアンスのままです。
電池の表と裏。表には“JAPAN”の表記があり、日本製であることがわかります(ちなみにインドネシア製はこの部分が“INDONESIA”になっています)。
不思議と表にも裏にもロット番号らしき印字や刻印は見られませんでした。
日本製のリチウムコイン電池と言えば、日立マクセルなので同社製の電池とマイナス極側を比較してみました。どちらともツルツルではないつや消し的な表面処理で似ています。
現在でも塩化チオニルリチウム電池の製造工場として健在な東芝電池がこっそり製造していたというオチだったら面白かったのですが、表面にロット番号の印字が無いだけで恐らくはマクセル製なのでしょう。