千葉に所在する電池の卸売りを行う企業“ハッタ通商”が発売するマンガン電池。今回紹介するものは単1と単2の2本パックのみですが、同社のホームページを見る限りでは単3の8本パックも存在する模様です。パッケージはシュリンクパックですが、紙の台紙が入っているタイプのものになっています。
バーコードのベンダーはハッタ通商(458218343)でした。
電池の外観。シルバー+黒で典型的な黒マンガンのデザインです。電池の型番からランクを見分けることは出来ませんが、パッケージの“超高性能”の表記から外観通りの黒マンガン相当の電池であると推測されます。外装は金属外装。
“SUPER HEAVY DUTY BATTERY”という表記のマンガン電池は多いですが、“SUPER HEAVY BATTERY”という表記は珍しい。というか、誤字なのかもしれません。
注意書き部分。最近の電池は中国独特のフォント(字体)は多くても、誤字は大分少なくなってきていますが、この電池で久々の誤字を発見。“(+)(-)ショット”と謎の言葉が記載されています。何をショットするのかはわかりませんが、ショートの間違いであることだけはわかります。
販売者は“有限会社ハッタ通商”。住所は現在の所在地とは違う場所で以前の住所であると思われます。
プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1・単2共に「05-2014」で期限はとっくに過ぎています。メーカーのカタログによると単1の期限が3年でその他のサイズは2年のようなので、単1は2011年5月製造、単2は2012年5月の電池であると推測されます。
製造元は不明ですがハッタ通商は“MUSTANG”ブランドや“Raymax”ブランドで知られる中国の電池メーカー“Zhejiang Mustang Battery Co., Ltd.”の代理店も行っているようので、同社製かもしれません。ちなみにハッタ通商は006Pサイズのマンガン電池とアルカリ電池は“MUSTANG”ブランドで、リチウム電池CR123AとCR2は“Raymax”ブランドで発売しています。
気のせいかもしれませんが、どことなくケーヨーD2のマンガンに似ているような気がします。
確かによく似ていますね。それだけオーソドックスなデザインと言ってしまえばおしまいですが、ハッタ通商とケーヨーは同じ千葉の企業ですから、もしかしたらケーヨーがハッタ通商にOEM依頼をかけていた可能性もあるかも。