FamilyMart Extra Super アルカリ乾電池 9V

extrasuper9v_1最近の本ブログ、連日9V形を取り上げておりますが、特に意味はありません。さて、今日の9V型の電池は(開き直った)“ファミリーマート”のPB品として発売されていた「Extra Super」ブランドの9V形アルカリ電池を紹介します。
以前、本ブログでは同じファミリーマートの9V形アルカリ電池として日本製の最終モデルを紹介したことがありますが、今回その前モデルであるマレーシア製の開封品と未開封品の両方を奇跡的に入手できたので紹介します!

extrasuper9v_2パッケージ裏。バーコードは電池本体には記されておらず、シュリンクの上からバーコードのラベルが貼ってあります。商品名は『アルカリエクストラスーパー9V/006P』で当時の価格は398円。そこそこ高い。PB品なので、メーカー製のものよりは安いと思いますが。
写真下は後継モデルの日本製。こちらは電池自体にバーコードが印刷されているものとなっています。どちらともバーコードのベンダーは“ファミリーマート(4968442)”でした。

extrasuper9v_3注意書き部分。輸入元は“伊藤忠商事株式会社”で発売元は“株式会社ファミリーマート”。『MADE IN MALAYSIA』でマレーシア製。本体には「6LR61」と書いてありますが、マレーシア製なので、中身は6LF22相当(6LR61と6LF22の違いについてはコチラを参照のこと)。
中身のAAAA電池目当てで買ったが騙された人が続出したようです。

 

extrasuper9v_4未開封品の端子部分を比較してみると、端子部分に絶縁シールが貼られており、GPの9Vアルカリ電池(1604A)によく似ています。ファミリーマートのものは絶縁シールの上からシュリンクもされていますが、自分が秋月電子通商で入手したバルク品であるGPの電池は絶縁シールのみのシュリンク無しでなんだか怖い印象がします。

 

extrasuper9v_5使用推奨期限の表示も両者、黒いプラスチック+刻印タイプでよく似ていますね。なおファミリーマートの電池の使用推奨期限は「02-2005」。2年期限と推測すると、2003年2月製造かな?

 

 

extrasuper9v_6以上の特徴から、ファミリーマートの電池はGP製?と言えそうですが、違いが一つだけあって、それは端子部分のスナップの構造。マイナス極の構造が違います。GPブランドのものもこの端子構造のものが存在していたのでしょうか?

 

 

extrasuper9v_7最後に新・旧比較。写真上が旧・マレーシア製、写真下が新・日本製です。個人的にはマレーシア製の頃のデザインが好みかな…。
それにしても、以前紹介したソニー“スタミナ”の9V型のように日本製→マレーシア製に切り替わることはあっても、このファミリーマートのようにマレーシア製→日本製に変わる事例はなかなか見ることのないことなのでは?と思いました。

 

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→本記事で紹介したファミリーマートの9V形アルカリ電池の最終モデルを紹介した記事。本記事でも記載していますが、マレーシア製からパナソニック製と思しき、日本製に変わっています。


FamilyMart Extra Super アルカリ乾電池 9V」への1件のフィードバック

  1. kazurou

    これAAAA電池欲しさに買ってバラしたら撃沈したという
    俺的orz電池!
    コイツのせいで俺もAAAA電池入手し損ねてわざわざ、コーナンで金パナ006P買う羽目になったし、
    こいつがトラウマでモデルチェンジした金パナOEMもコイツだと疑ってしまった地雷電池!
    積層電池が見たい人以外はマレーシア生産に気を付けた方がよさそうです。

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