長らく使っていなかったリモコンから出てきた“オーム電機”のアルカリ電池。オーム電機の電池らしく、2本入っていたうちの1本が液漏れしていました。そのため、写真上の電池の方が変色しているのがわかります。
このアルカリ電池はオーム電機が現行品として発売している低価格アルカリ電池、“V-アルカリ乾電池”の前に発売していたものであると記憶しています。
電池の外観。ちなみにこのアルカリ電池、名称としては『OHM アルカリ アルカリ乾電池』と“アルカリ”のフレーズがダブっていて何だか不自然。恐らくは“OHM アルカリ”というブランドのアルカリ電池という意味なのでしょう。
電池のデザインは金色ベースの緑+黒が主体という一般的なデザインで特に表立ったと言った特徴は無い。
注意書き部分。注意書きは特に誤字も無く、普通な注意書きです。社名表記は“株式会社オーム電機”、住所は同社の本部がある埼玉県吉川市の住所になっている。ちなみに現在の“V-アルカリ乾電池”を見てみると、電話番号は書いてありますが、住所は記載してありませんでした。生産国は中国。
プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「黒」(実は違いました、後述)。使用推奨期限は「10-2009」で、印字はマイナス側の緑の帯の位置に上手く印字されています。製造日は2年期限と推測すると、2007年10月製造でしょうか?
マイナス側の被覆を剥がしてみると、「黒」に見えた絶縁リングは実は「緑」であったことが判明。ガス抜き穴は2つ穴のタイプ。こちらは液漏れしていない方だったのですが、絶縁リングを取ってみると白い粉が付いており、実はこちらも若干液漏れしていました。
ラベルを剥がすとプラス側には『D35218 61121』というロット番号らしい印字があった。例の如くこれが何を表しているのかは不明。
懐かしいですね。ジョーシンでミニ四駆用によく購入していました。
この類のアルカリにしては持ちも耐漏液性も優れていました。