“株式会社八社会”が発売していた「Vマーク」ブランドPBのマンガン電池。八社会は日本の私鉄系スーパーマーケット8社(小田急商事・京王ストア・京急ストア・京成ストア・相鉄ローゼン・東急ストア・東武ストア・アップルランド)が共同で設立した企業で、同系列のスーパーマーケットに“Vマーク(現在はVマークバリュープラス)”ブランド商品をプライベートブランドとして供給している。
パッケージ裏。発売元は“株式会社八社会”となっているが、製造元は“松下電池工業株式会社”となっており、パナソニックのOEMとなっています。パナソニックといえば他社にOEM供給をしても製造元を明かさないことで知られるが、これははっきりと書いてある点で珍しいと言えます。
ちなみにこの裏面はかつてのパナソニックのマンガン電池のものとよく似ている。バーコードのベンダーは八社会のものではなくパナソニック(4984824)のものでした。
電池の外観。いかにもスーパーのPB品らしいデザインのマンガン電池です。
ちなみに現在はVマーク(バリュープラス)オリジナルの電池は発売されておらず、東芝の“アルカリ1”にVマークバリュープラスのブランドを付けたものが発売されている。
注意書き部分。社名表記は“株式会社八社会”。こちらにはパッケージにあった製造元である「松下電池工業」の記載は無い。だが、JISマークの表記があり、“C8501 T MABI”の表記から同社製であることがわかる。
プラス・マイナス側。電池は金属外装でなく、チューブ外装。プラス極には緑の絶縁リングらしきものが見えるが、これは外装に印刷されているものであり、実際のリングではない。
使用推奨期限は「01-2004」。2年期限と推測すると、2002年1月製造かな?