YUASA Ni-MH/Ni-Cd Battery Charger YC-03F

YC-03F_1ユアサコーポレーション(旧・湯浅電池、現・ジーエス・ユアサコーポレーション)が発売していたニカド電池とニッケル水素電池の充電器。かつては日本市場において“YUASA”ブランドのニカド電池およびニッケル水素電池を発売していたことがありますが、ジーエス・ユアサコーポレーションになった今は撤退し、海外市場において残容量キープ機能付きのニッケル水素電池“EniTime”を発売している。
なお、この充電器は秋葉原の稲電機売られていた時期もあったようです。

 

 

YC-03F_2この充電器、フタの大きい丸印が特徴で、このユアサのもの以外にマクセル(MC-5MH)のものも存在していました。ユアサのものは黒い本体ですが、マクセルの方は青でスケルトンになっており中の基板が微かに見えて好みの充電器でした。
他にもオリンパスのCAMEDIAブランド(B-20C)のものや、カシオのものなど多くのバリエーションがあったようです。

 

YC-03F_3充電器の裏側。コンセントはプラグ収納タイプ。両者とも定格出力は『DC1.2V 650mA×4』であることから、ほぼ同一のものであることは確かと思われる。しかし、マクセルの方は電気用品取締法の認定番号の社名がサカガワ電産なのに対し、ユアサの方はEIKOUになっている。EIKOUとは奈良県に所在するエイコウであると思われる。ちなみにこのメーカーのホームページのトップにはこの充電器に似た写真が見える。

YC-03F_4充電器の取説の一部。充電対象の電池はニカド電池の“Y-3US”とニッケル水素電池の“HRY-AAU”。この電池、容量がわからないので調べていると大昔の秋月電子通商の“かわら版”にこの電池が発売されていたことが記載されていました
それを見る限りではY-3US(SUPER1000)が1000mAh、HRY-AAUが1400mAhであったようです。両者とも『SANYOカドニカのOEM品です。』と書いてあるので、三洋エナジートワイセル(現・FDKトワイセル)製であったようですね。

YC-03F_6セット例。単3電池専用で、上2本が“A”、下2本が“B”になっている。注意点としては2本充電時はA側に1本、B側に1本をセットすること。これが取説記載の充電時間で、充電時間を短縮できる。1本充電も可能。
3~4本充電時は1~2本充電時の倍の時間になっているということは、AとBの2本は並列に接続されている??

 

YC-03F_7充電中の様子。各スロットごとのLEDが点灯し、充電中はLEDが点灯充電終了でLEDが消灯する一般的なタイプです。


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