今回は今年(2013年)9月より、大手ネットショッピングサイト“Amazon.co.jp”で売られているPB品「AmazonBasics(アマゾンベーシック)」のニッケル水素電池を紹介する。
今回は単3・4本パックを購入。電池は“Amazonフラストレーション・フリー・パッケージTM”というパッケージに入っており、このパッケージは環境に配慮した簡易包装パッケージだそうですが、電池に関しては大掛かりなダンボールパッケージでブリスターパッケージの方がよっぽど簡易なのではと思いますね。
パッケージ前面。様々な国で発売されることを想定してか、様々な国の言語で記載してある。日本語では『充電式ニッケル水素電池単3形4個パック (充電済み) 繰り返し使用回数1000回 (実力容量2000mAh、 Min.1900mAh)』と記載してある。
パッケージ開封。大きい箱の真ん中に単3電池4本が鎮座。まるで宝箱を開けたような光景ですね。これまた大きい取扱説明書も付属。
パッケージ内のニッケル水素電池。4本シュリンクパッケージでご丁寧に「amazon basics」のロゴが全て表を向いている。
電池の外観。表記の全てが英語。欧州向けのWEEEマークと日本向けのリサイクルマークが記載。リサイクルマークは以前紹介した無印良品のニッケル水素電池と同じく、シンボルカラーのオレンジ色はなく、白ヌキ。日本製で『Manufacturing Date』の横には製造日の刻印があるがナナメからよく見ないと見えない。“201306”と印字してあるので、2013年6月製造と見られる。
プラス・マイナス側。形状は「富士通 充電池」に酷似。また、無印良品のニッケル水素電池(新)にも似ているので、これはFDKトワイセル製であると思われる。パッケージには記載されていないものの、Amazonの商品紹介ページでは“HR-3UTG-AMZN”と記載、充放電使用回数が1000回であることから、第1世代eneloop相当と思われる。FDKのホームページを見てもHR-3UTGのみしか記載されていなく、OEM向は第1世代eneloop相当のみの供給なのかもしれませんね。
ちなみにAmazonBasicsブランドで発売されているのは、ニッケル水素電池のみで充電器は発売されていない。その代わりAmazonで動作確認済みの充電器があり、2013年10月現在で「富士通 充電池」用の充電器であるFC344のみである。またしても、この低速充電器か…。
ということはアメリカ本国のAmazonニッケル水素電池は生産中止でしょうか
前から気になっていたのですが
海外の電池は面白そうですがキリがなさそうなので手が出せない…
アメリカ本国のニッケル水素電池というのはamazon.comで売られている、黒いAmazonBasicsの電池のことですね?
http://www.amazon.com/dp/B007B9NV8Q/
商品ページを見ると“New High-Performance Rechargeable Batteries”として、本記事で取り上げた、新・AmazonBasicsの電池を勧めているので、ゆくゆくは発売中止なのでしょうかね。
確かに海外の電池まで領域を広げたら楽しそうですね。でも、自分は海外には行かない(というか行けない?)ので、本ブログでも海外メーカーの電池は紹介していますが、あくまでも国内で入手できる海外メーカーの電池に焦点を当てて紹介していこうかな?と思っています。
ガラパゴス化するといわれていた低自己放電型ニッケル水素電池も海外でエネループが流行ってだいぶ見直されて逆に自己放電が大きいのは使いにくいみたいな感じになってきているみたいですね。
まるで高容量化合戦→低自己放電・使用回数合戦に移ってきた国内を見ているみたいです
海外の電池は個人的には国内では手に入らない国内メーカーのものが気になっていたりしています。
例えば日本未発売のEniTimeやヨーロッパあたりで販売されているらしい緑パナ・充電式エボルタの9V形版みたいなものです。
ところで以前の海外限定の三菱23Aはどこで入手されたのでしょうか。