アルカリ乾電池 ALKALINE LR6(R)/LR03(R)

LR6(R)_1一部100円ショップで売っている“三菱電機ホーム機器”のアルカリ電池。

三菱電機のアルカリ電池ではあるが、本体には『MITSUBISHI』ブランドは冠していない。ラインナップは単3と単4・4本シュリンクパックのみである。型番の「(R)」は外観の通り赤(Red)を示すものであろうか?

 

LR6(R)_3電池自体には『MITSUBISHI』ブランドは無いが、バーコードラベルにはMITSUBISHIの表記がある。ちなみにバーコードのベンダーは三菱電機(4902901)でした。

 

 

LR6(R)_2電池の外観(暗くてごめん)。金色ベースの赤デザインで、典型的なアルカリ電池のデザインです。単3・単4両方共、韓国製です。

 

 

 

LR6(R)_4単3のプラス・マイナス側。使用推奨期限が「01-2017」の物は底板が「◎」だが、「06-2017」のものは平たい底板になっていた。
ちなみに、回転率から考えるとこの2017年の使用推奨期限のものが今年(2013年)製造と思われるが、そうなると4年期限ということになるのだけれど…。今時、4年期限の電池などあるのだろうか?

 

LR6(R)_5こちらは単4のプラス・マイナス側。使用推奨期限「07-2017」と「12-2016」と比較してみたが、全く変わらないというか、同じです。

 

 

 

LR6(R)_6一見、低板が平たいものと言うと一見Bexel製になったと思われるかもしれない。確かにBexel OEMと言われる、MIYABIの「がんばる電池」とコダックのアルカリ電池と比較していると確かに似ている。
だが、細かいことなのだが、旧「◎」のものと比較してみると、円形の縁が若干尖っているようにみえるのだが(写真の丸印)、それが平たい方にも見られBexel製の方には見えない。従って、Bexel OEMを騙って偽造したニセモノと判断したのだが、これは考え過ぎかなw。

ちなみに、この電池は確証はないものの韓国の電池メーカーである、ロケット製と思われる。この電池と同じと思われるものが、ローソンストア100で売られていたバリューローソンPBのアルカリ電池であったのだが、最近インドネシア製の東芝ブランドに変わってしまったので余計何かあったのだろう?と勘ぐってしまうのですが…。


アルカリ乾電池 ALKALINE LR6(R)/LR03(R)」への6件のフィードバック

  1. 無名

    この電池は使用した後に放置すると必ず漏れるような漏液率ですが製造元が悪いのか元々そういう設計なのか
    有名メーカーブランドとしてはアルカリ1自社時代よりはるかに漏れます
    しかも出てくる液の量がすごいです。
    長持ちしてパワーもそこそこあるので使い分ければ最強のコストパフォーマンスとなりそうです。
    ちなみに期限内に漏れた場合対応するのは三菱MHKなので対応はなかなか良かったです。

    返信
  2. 某茶葉生産地市民

    私も何度かこのアルカリを買っていて、一つ底板が◎のやつのラベルをはがしました。
    まず、黒リングを取ると二つ穴が見えてきます。
    また、電池本体には”2J17G15″の文字が印字されていました。
    ただし、手持ちのものはすべて2016年期限なので、底板が平たいのは今持っていないので比較できませんが・・・

    返信
    1. みはりん 投稿作成者

      情報ありがとうございます。と、言うわけで早速検証してみました。
      まずは、マイナス側のラベルを剥がしてみました。
      http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/LR6(R)1.jpg
      確かに三菱の韓国製のものにはロット番号らしき文字が印字されています。
      ちなみに、
      「01-2017(◎)」のものが“2K22G17”、
      「06-2017(平)」のものが“3D17G02
      の印字でした。Bexell OEMと思われるコダックとがんばる電池には印字は発見されず。
      この時点で、旧・◎と平たい方は両方同じ製造元でありそうですね。

      次に、リングを外したガス抜き穴を比較してみました。
      http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/LR6(R)2.jpg
      旧・◎と平たい方のガス抜き穴はほぼ同じ大きさですが、
      コダックには小さいガス抜き穴が、がんばる電池にはガス抜き穴自体が無いように見えます。
      本文で触れた円形の縁が尖ってるのはこのガス抜き穴が大きい影響によることが判明しました。
      従って、両者は同じ製造元と見られBexel偽造説が正しくなった??

      返信
  3. 某茶葉生産地市民

    ん、これは!?と思って手持ちのものから中国製を3つはがして見ました。
    キャンドゥの単3(03-2018)は、底面リングなし、本体の印字はありませんでした。
    ダイソーの単4スーパーアルカリ(期限失念 多分12ー2017)は底面リングなし、本体に”B2612204″の印字あり。
    上記2つはガス抜け穴らしきものは一つ半円みたいなのがあるものの抜けるのか怪しい。
    最後にセリアの単4PAIRDEER(01-2018)は底面赤リングで、二つガス抜けの四角い?穴があります。(印字はなし)
    3つともマイナス側に小さくくびれがあります。
    韓国製アルカリ1の件も海外OEMの件もはがせばわかりそうですね。

    返信
  4. 某茶葉生産地市民

    追記:ネオテクノスのデジタルアルカリの単3(04-2018)も三菱の底面◎と同じです。(印字は3B18H14)
    もしかしたら三菱アルカリは1年ほど在庫が溜まっているのでしょうか・・・

    返信
  5. RQ-SX50

    セリアで三菱単3の確認したところ、推奨05-2017はマイナス極の形状が「◎」でした。
    が、相当回転が悪いようで推奨が09-2016のものも残っていました。
    自分もこの電池でフラッシュガンを壊して以来買ってません。

    返信

某茶葉生産地市民 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です