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当ブログ及びMiharin Home Page休止について

当ブログおよび管理人のホームページ“Miharin Home Page”で使用させて頂いている、レンタルサーバである“無料ホームページ あいらんど”様が8月31日に閉鎖されることが、本日8月10日に発表されました。これに伴い、当ブログ及び管理人のホームページ“Miharin Home Page”も引越し先が見つかるまでの間8月31日を以って休止頂くこととなりました。

データについてはホームページは半月に一回、ブログは1週間おきのバックアップを取っていますので、移転先が見つかればいつでも移行は可能で、準備は出来ています(ブログの方はリンク先のデータを変えなければいけないので公開には時間を要すると思います)。

今後の状況についてはbloggerの方に展開しております、『みはりん徒然ブログ』の方でお伝えしたいと思っております。短い間ではありましたが、このブログをご覧・応援いただきありがとうございました。また、このスペースを提供いただいた“無料ホームページ あいらんど”様にも感謝したいと思います。

P.S.どこか引っ越し先のレンタルサーバでいい所があったら教えて欲しいな。


GP SUPER ALKALINE BATTERY 単3形

superalkaline_1以前、均一ショップ“ダイソー”で売られていたGPブランドのアルカリ電池。現在ダイソーで発売されているGPブランドを冠した乾電池はマンガン電池のみであり、アルカリ電池の単5サイズ以外は一部在庫を除いて発売されていないようです。
この“SUPER ALKALINE BATTERY”は以前、本ブログで紹介したことのあるネオテクノス販売の“Ultra ALKALINE BATTERY”の下位モデルに位置付けられているアルカリ電池のようです。

 

superalkaline_2注意書き部分。注意書きは日本語のみ、社名表記も“株式会社 大創産業”となっており、ダイソー向けに供給されていることがわかります。
注意書きは至って普通で誤字もありませんが、背景のシマシマで注意書きが読みにくい印象を受けます。なお、本家“SUPER ALKALINE BATTERY”は新デザインになっており、もしこの電池を再販するならば、この新デザインベースのデザインになると思われます。

 

superalkaline_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は「11-2011」。2年期限と推測すると、2009年11月製造の電池でしょうか。

 

 

superalkaline_4マイナス極の皮膜を剥いてみたところです。ガス抜き穴は2つ穴タイプでした。
ちなみに生産国は中国で、さすがにブランドを名乗っていますからGP自社製であると思われます。


SANYO EXCELL NEW ALKALINE BATTERY LR6(G)

LR6(G)_1前回のブログで紹介したデュラセルのフラッシュライト“DURABEAM”の中に入っていた電池になります。
この“EXCELL(エクセル)”は三洋電機がデュラセル提携解消後に発売したオリジナルブランドのアルカリ電池になります。提携解消後の三洋デュラセルは“三洋エクセル株式会社”と、この電池のブランド名にちなんだ社名になっています。

 

NEW ALKALINE BATTERY”=「新・アルカリ乾電池」というキャッチコピーやこの電池の自動販売機が登場したりと、この電池のブランド名にちなんだ会社名にしたことも含め、三洋電機は当時この電池に相当力を投入していたことが伺えます。

LR6(G)_2注意書き部分。社名表記は“SANYO Electric Co., Ltd.”で日本製になっています。
JISマーク表記は“C8511 686011 S・E・C”になっており、認定番号から三洋エクセル自社製の電池になっています。その後同社は1997年7月にアルカリ電池の自社製造から撤退同年10月には三洋エナジー鳥取に社名変更し、現在ではFDK系列のリチウム電池製造メーカー“FDK鳥取”になって健在です。

LR6(G)_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプで、スキマから見えるガス抜き穴は4つ穴タイプのものになっていました。
底板に記載してある製造日は「90-05」であり、1990年5月製造の電池であると思われます。この頃のアルカリ電池はまだ水銀0使用ではありません(国内のアルカリ電池で水銀0使用になるのは1992年)。

 

LR6(G)_4この電池で珍しいのはマイナス極のみだけではなく、本体にも製造日の表記がある点でしょうか。
ちなみに外装は金属外装では無く、既に現在主流となっているラベル外装になっています。


from DURACELL DURABEAM

durabeam_1デュラセルのフラッシュライト(懐中電灯)である“DURABEAM”です。デュラセルは前身であるマロリーの時代からフラッシュライトに定評があるメーカーであり、特にマロリーの黄色いフラッシュライトはアウトドアユーザーにとって伝説と言っていいほどに語り継がれているようです。
自分の記憶では三洋デュラセル時代のデュラセルアルカリ電池にオマケとして付いていたものと記憶しています。もちろん、販売もされていたようで、2000円程していたらしいです(自分は記憶に無い)。

durabeam_2ライトの裏側。“MADE IN U.S.A.”でアメリカ製です。外観はプラスチック製ですが、大変頑丈そうです。

 

 

 

durabeam_3中を取り出すには、本体の左右にある茶色の部分を押しながら引き出します。ちなみに写真上部に見えるつまみが電源スイッチになっています。

 

 

durabeam_4中を開けてみると当時物と思われる三洋電機のアルカリ電池が盛大に液漏れしていました。

 

 

 

durabeam_5端子部の拡大。凄い液漏れで錆びきっています。

 

 

 

durabeam_6電池を取り外してみたところです。電池のサビは酷かったですが、本体側の端子には及んでいなかったようで一安心です。
ちなみに取り外した電池は次回の記事にて紹介したいと思います。

 

 

durabeam_7水洗いを実施して何とか本体は綺麗になりました。端子も研磨剤で磨いてピカピカになりました。
よく見てみると、プラス側の端子が直接電球の口金につながっていたり、マイナス側の端子がそのままスイッチの接点になっていたりと、徹底的に合理化された構造になっています。
ちなみに豆電球はさすがアメリカ製。フィリップスの豆電球が装着されていました。

durabeam_8無事、修理完了。手の中にフィットし、たいへん持ちやすい印象を受けます。このライトは現在でも愛用者が多いようですが、納得です。

 

 

 

 

durabeam_9このライトは三洋デュラセル時代にはもちろん三洋電機が発売していましたが、デュラセルとの提携解消後もこのライトの評判が高かったらしく、機能が同一で形状もほぼ同様の後継機“EXCELL BEAM”を発売していました。

 

 

たまたまYouTubeを見ていたら見つけたフランスで放送されたと思われる“DURABEAM”のコマーシャル。1984年頃のものらしく、ライトをぶん投げても壊れないタフさをアピールしています。最後には本記事で紹介したDURABEAMらしきものも見られます。


maxell アルカリ乾電池 ALKALINE ACE 単1形 LR20(K)

LR20(K)_1懐かしいデザインの日立マクセルアルカリエース”の単1です。かつては主力のアルカリ電池でしたが、ダイナミックが登場すると従来のアルカリエースはスタンダードクラスのアルカリ電池に成り下がり、ボルテージが登場すると、アルカリエースは消えることになります。
デザインは+白ベースにのデザイン。クリーンさを感じさせるデザインです。逆に言えば安っぽそうなデザインでもありますが。

 

LR20(K)_2注意書き部分。注意書きは「注意」と「警告」で2ヶ所別に記載されています。住所表記は茨木市丑寅で日立マクセルの本店(旧・本社)のものになっています。
また、マクセルの乾電池ではお馴染みである“グリーンウッド”のシンボルマークもあります。カタログによると、このマークは地球環境に配慮し、緑豊かな森をイメージしたシンボルであるとのことです。

 

LR20(K)_3この電池、珍しく生産国が『MADE IN U.S.A.』表記でアメリカ製なのです。アメリカ製という時点でマクセル自社製ということでは無いと思いますが、非常に気になりますね。
OEM元を推察して見るに、アメリカの3大電池メーカー(DURACELL、Energizer、Rayovac)以外にもパナソニックにもアメリカ製があるので、その可能性もありえます。とにかく謎です。

 

LR20(K)_4プラス・マイナス側。マイナス極は「◎」。若干ながら液漏れしています。使用推奨期限はラベルに印字ではなく刻印で記載されているタイプで、「07-98」と記載してありました。2年期限と推測すると、1996年7月製造の電池でしょうか。