月別アーカイブ: 2013年11月

Do! STARS アルカリ乾電池 単3型/単4型

dostars_alkaline1100円均一ショップ“キャンドゥ”毎年恒例の秋の創業祭で売られている、新PB「Do! STARS」のアルカリ電池。今年は11月2日より写真の電池が発売されており、ラインナップは単3と単4各10本入りで税込105円という大変お買い得な電池となっています。
キャッチコピーは『もしもに備えて買い置きを』であり、あくまで性能ではなく買いだめを推奨している。ちなみにバーコードのベンダーはキャンドゥ(4521006)。

 

dostars_alkaline2電池の外観。白ベースのデザインは大変特徴的で、何だか最近の充電式電池と間違えられそうです。表の★マークが印象的で、電池のサイズがそのまま★マークの数になっています。中国製で発売元は株式会社キャンドゥとなっている。

 

 

dostars_alkaline3プラス・マイナス側。樹脂リングは無しで表立った特徴は無かった。使用推奨期限は単3・単4共に「09.2016」で発売時期から考えると3年期限と言えそうである。

 

 

dostars_alkaline4おまけ。上は以前キャンドゥで売られていた10本パックのアルカリ電池。この電池は一部ロットで液漏れ多発であったようであるが、これは対象ロット外れ(使用推奨期限:2014-10)で現在でも液漏れはしていなく、電池チェッカーで調べても元気に「緑」ゾーンを指す。これで気づくのはキャンドゥって板橋区から新宿区に移転していたんですね…。

 

dostars_alkaline5プラス・マイナス側比較。マイナス極の突起の径が違ったり、ガス抜き穴大きさが違うけど、それ以前にプラス極も明らかに違う特徴なので両者の製造元は別でしょう。


SONY SUPER SUM-3S

sonysuper_1ソニーの古いコンデンサマイクから出てきたマンガン電池。完全に液漏れでサビ腐っており、本記事掲載後廃棄予定。
当時のソニーマンガン電池は赤マンガンが存在せず、写真の橙(オレンジ)色のものが赤マンガンの位置付けでした。黒は“ULTRA”ブランド橙(赤相当)は“SUPER”ブランドで展開、後に“NEW ULTRA”“NEW SUPER”になり、80年代後半?には“NEW SUPER”が橙色赤色に変更、外観も赤マンガンとなります。

sonysuper_2ブランド表示部。写真下部には『DISTRIBUTED BY SONY-EVEREADY INC.』と書いてあり、ソニーエバレディ時代の製品であることがわかる。ソニーエバレディの創立年が1975年なので、曖昧ですがそれ以降に製造された電池であることは間違いないでしょう。

 

sonysuper_3注意書き表示部分。表示はシンプル、
MAY EXPLODE OR LEAK IF RECHARGED.
(+)(-)を間違えたり、充電すると危険です。
英語表記と日本語表記の2行のみです。それにしても白ヌキの“SONY”ロゴは格好いい印象を受けますね。

 

sonysuper_4プラス極。樹脂封止なのでしょうか?黒いプラスチックです。

 

 

 

sonysuper_5マイナス極。酷いです…。ここまで行くと救いようがないでしょう。もちろん刻印も判別不可能。

 

 

 

sonysuper_61993年3月製造のソニー黒マンガン“NEW ULTRA”との比較。ランクの違いがあり、色は違いますが、デザインはほぼ同じものを踏襲していることがわかります。


モリトク アルカリボタン電池 LR1130

moritoku-lr1130_1100円均一ショップで見つけたモリトクのアルカリボタン電池。パッケージのデザインはおおむね、アルカリ電池のものと同じではあるが、色がなのでモリトクのアルカリ電池というよりはモリトクのマンガン電池のような色です。
パッケージ上の用途は「電卓・時計・タブレット・ゲームなどに!」と書いてありますが、タブレット??タブレットにボタン電池?疑問ですね。
パッケージ上の使用推奨期限は「8-2016」、バーコードのベンダーはモリトク(4964549)です。

moritoku-lr1130_2普通このようなボタン電池の場合は大抵自社ブランドの刻印はなく、社名は刻印されていないか、無関係な刻印がある(例として「ボタンセル」や「シルバーセル」など…)ことが多いが、このモリトクのボタン電池には「MORITOKU LR1130」とモリトクの名と形名が表記されている大変珍しいものになっています。