大手建材・住宅機器メーカーであるLIXIL系のホームセンター“ビバホーム”で売られているPBブランド“VivaLife(ビバライフ)”のアルカリボタン電池とリチウムコイン電池。
見た目は明らかに富士通的な感じのパッケージなのに色が違う!、という電池マニア的な視点でつい購入してしまいました。
ちなみに同ブランドのアルカリ電池20本入りはFDKの“TOPRUN V”をPB品としてパッケージングしたものになっていました。
パッケージ裏。販売元はビバホームを運営している“株式会社LIXILビバ”という表記のみで、製造元や供給元は記載されていない。
だが、バーコードのベンダーがFDK(4976680)であることや電池自体にはしっかりとFDKと刻印があり、尚且つパッケージデザインが“Fujitsu”ブランドのものと激似であるので、供給元はFDKなのは、ほぼ間違いないでしょう。
“Fujitsu”ブランドのものとどれだけ似ているかというと、こんな感じです。左が一般市販の“Fujitsu”ブランド、中がビバライフ、右が一部100円均一ショップで見られる“FDK”ブランドのものです。
ビバライフのものはパッケージ左上に『環境重視パッケージ』と書いてあるので、どちらかと言うとFDKのものよりかFujitsuのものをベースにしたデザインであることが言えそうですね。
型番比較。FDKブランドは「CR2032C(B)」となっており、型番に付随している記号は無い。Fujitsuブランドは「CR2016C(B)N」のように“N”記号が付随、ビバホームPBは「CR2032C(B)VH」で“VH”記号が付随されている。この記号はやはり“Viva Home”なのでしょうね…。
FujitsuブランドやFDKブランドのものは原産国表示が“インドネシア製”のように日本語なのに対し、ビバホームPBは何故か“MADE IN INDONESIA”のように英語表記です。
FujitsuブランドやFDKブランドのものは電池の種別により、パッケージの色が区別されていますが、ビバホームPBのものは区別はされておらず、全て黄緑色で統一されています。
ちなみに写真のLR44・2個入りはFujitsuブランドのものは台紙に印字してあるものですが、ビバホームPBは既に印刷されているタイプです(ただし、リチウムコイン電池は印字タイプ)。