今回は世界的に展開している玩具量販店“トイザらス(TOYSЯUS)”のアルカリ電池を紹介します。アメリカ本国のトイザらスは2017年9月に破綻しアメリカから撤退を発表、全店舗閉鎖となっていますが、日本のトイザらスはこの影響を受けること無く事業を継続していくことを公式サイトで公表しています。
デザインは紺色と金色のツートンカラー。注意書きや表記は金色側に集中している独特のものになっています。
パッケージです。単3と単4は20本パックのみの展開。他にも単1と単2の6本パックとおもちゃ屋さんらしく、6P形2本パックも用意されています。
個人的に単3と単4の20本パックはどうも多すぎるという理由で敬遠していましたが…。
パッケージの裏面と底面です。表側はカラーですが、こちらの面は真っ白で非常に素っ気ない。輸入元は“日本トイザらス株式会社”となっており、生産国は“Made in China”で中国製となっています。型番とみられる番号は非常に沢山記載されており、どれが真なのかは不明ですが、バーコード上にも表示がある単3“MFR#5F628F5”と単4“MFR#5F628F7”でしょうか。
バーコードの事業者名は“Toys R Us Ltd(803516)”で日本ではなく、イギリスのコードになっています。アメリカでもなくイギリス…?謎です。
パッケージをバラしてみましたよ。単3と単4では10本パックのシュリンクが2つで20本を構成しています。なかなか使いにくい構成ですね。厚紙による台紙が入っています。
電池の外観です。紺色+金色のツートンカラーなのは前述の通り、“ToysЯus(R)”のトイザらスロゴがカラフルで目立つ点だけが個性的と言えるデザインです。
注意書きは写真右側の金色の部分に集中しています。海外発祥の店舗であると、注意書きは英語表記であることも多いですが、こちらは全てが日本語での表記です。輸入元はパッケージと同様の“日本トイザらス株式会社”となっています。
ちなみに日本で流通されている横向きデザイン電池の多くは、プラス極からマイナス極に向かって電池がデザインされていることが多いのですが、このトイザらスのアルカリ電池ではマイナス極からプラス極に向かってデザインされています。あれ?この電池おかしくない?と不自然を感じたら恐らくそれです。
プラス・マイナス側です。絶縁リングは無いタイプとなっています。使用推奨期限は単3と単4共に「11/2024」となっていました。時期的に7年期限の2017年11月製造であると思われます。最近は5年でも10年でもない7年期限が増えてきましたね…。
外装ラベルを剥がしてみました。この電池は本体に4ケタのロット番号らしき記号が3列でレーザー刻印されているのが特徴のようで、単3には“上:DK 12 中:12 22 下:B3 N1”、単4には“上:Dk13 中:0041 下:A3H1”の刻印がありました。
このタイプの刻印…、どこかで見たことがありますが思い出せませんでした。
今回は絶縁リングが無いので、ガス抜き穴の拡大を。単3・単4のアルカリ電池では一般的な2つ穴タイプのものになっています。ただし、穴が細長くなっているのが特徴ですね。
色々と探ってきましたが、この電池は店頭の値札では“ZHEJIANG MUSTANG BATTERY”という製造元らしき表記が見られるのです。同社は中国の電池メーカーで、日本ではこのメーカー製の“Raymax”というブランドの電池が付属品扱いで出回っていたことがあり、ちょっとだけ有名かもしれません。これが正解?
ちなみに価格についてはご覧のとおりですw。
古い記事にコメントしてしまい、申し訳ありません。
トイザらスへ行った時、この記事で紹介されているものと異なるデザインの「POWER PACKS 単三ウルトラアルカリ乾電池」なるプライベートブランド電池が売られているのを発見しました。
現行版もみはさんがレビューされているかと思い調べたところ、パッケージが変わっていることに気がつきました。
もし興味がおありでしたら…!
コメントありがとうございます。その電池の存在は確認しているのですが、近所のトイザらスがなくなってしまって💦
入手できたら、外観比較とかしてみたいですね。