タミヤアルカリ乾電池 パワーチャンプRS 単3形

日本の大手模型メーカー“タミヤ”が発売する、ミニ四駆向けのアルカリ電池“パワーチャンプRS”です。こちらは2016年7月に発売されたパワーチャンプシリーズの最新版で以前本ブログでも紹介したことのある“パワーチャンプGT”の後継モデルであると思われます。
前モデルのパワーチャンプGTがと白を基調としたデザインであったのに対し、パワーチャンプRSではと白を基調としたデザインに変わりました。

パッケージ。タミヤのアイテムナンバーは“55117”。その隣に書かれている数字は「280」となっているので定価は税抜280円です。キャッチコピーは『高出力レース仕様』『公認大会で使える』。これはパワーチャンプGTと同様です。また、パッケージ裏には使用推奨期限が記載されていますが、パワーチャンプGTでは「使用推奨期限(月-年)は電池本体に表示」と表示され、パッケージ上には記載されていませんでした。

この使用推奨期限の表記にはもう一つ秘密があります。何でしょう?これがわかれば立派な電池マニアの仲間入りだと思いますよw。正解は「使用推奨期限が10年期限に変わっている」です。パワーチャンプGTは使用推奨期限5年でしたが、パワーチャンプRSでは使用推奨期限が10年に延長されています。

電池の外観。タミヤによると「赤と白を基調としたレーシーなデザイン」。前モデルのパワーチャンプGTが青と白のデザインでありましたので、大分対照的なデザインに変わっています。個人的には“POWERCHAMP”ロゴのゴールドカラーも痺れますね。カッコいいです。
販売元は“株式会社タミヤ”、生産国は“MADE IN JAPAN”で日本製となっています。

RS」と「GT」との比較。改めて比較してみると、両者の違いがよくわかると思います。電池の注意書きは両者とも同じもので、違うのはカラーリングやデザインのみの違いとなっています。
また、前モデルのパワーチャンプGTにはJISマークの表記がありましたが、パワーチャンプRSでは使用推奨期限が10年に延長されたためか、JISマーク表記が無くなっています。

 

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製であると推測されます。また、同社製を表すJISマーク表記があった前モデルのパワーチャンプGTとも同じ構造なので製造元は変わっていないのでしょう。
使用推奨期限は「08-2026」。10年期限の2016年8月製造の電池であると思われます。ちなみに左2本の前モデル、パワーチャンプGTは「04-2021」で5年期限の2016年4月製造。

一見無意味とも思えるミニ四駆用のアルカリ電池ですが、タミヤ公認のミニ四駆レースではタミヤ単3電池の使用がレギュレーションで決まっているため、ミニ四駆ユーザーにとっては必須なアルカリ電池なのです。

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