TOSHIBA 充電式IMPULSE USBモバイル充電器 TNHC-34AS MB(K)

TNHC-MB34S4_1本ブログでは久々の充電器紹介です。今回は“東芝ホームアプライアンス(現・東芝ライフスタイル)”の充電式電池である“IMPULSE(インパルス)”シリーズとして発売していたモバイル充電器を紹介します。
このモバイル充電器は既に「在庫限り商品」であり、近所のホームセンターで税抜1000円を割る931円の投げ売り状態で売られていて、つい購入してしまいました。ヨドバシカメラで見た時は同じ充電器を見た時は税込1200円前後であったので、それを知っていて購入してみたというのもあります。

 

 

TNHC-MB34S4_2パッケージ裏。パッケージ上の型番は「TNHC-34AS MB(K)」となっています。パッケージには充電器と充電池双方の特長が記載してあり、以下の通り。
本製品の主な特長
スマートフォンをフル充電約1.4倍!!
ニッケル水素電池IMPULSEを充電できる!!
アルカリ電池でもスマートフォンを充電できる!!

電池の主な特長
1回の充電で長く使える高容量!!
繰り返し使える500回!
フル充電しておけば1年たってもすぐ使える!
つぎ足し充電ができる!

この充電器の定価はオープン価格となっていますが、ベルマークの点数は44点となっており、想定価格は4400円相当でしょうか。

TNHC-MB34S4_3セット内容。充電器本体の他には短いマイクロUSBケーブルと東芝のニッケル水素電池である充電式IMPULSE(min.2400mAh)が4本付属しています。

 

 

TNHC-MB34S4_4フタを開けて充電式電池をセットしてみた様子。フタは下側にスライドするタイプでフタを取ることも可能です。
電池は2本ずつセット可能で、アジャスターを倒せば単4もセットできます。写真では単3・2本と単4・2本がセットされていますが、充電する時は2個ずつの充電のため混在OKですが、スマートフォンなどに給電する時は全て同じサイズ・銘柄の電池を使うする必要があります。なお、電池4本使わないと給電出来ません

ちなみにパッケージにもあった通り、市販の東芝製アルカリ電池も使用可能になっています。アルカリ電池使用時も4本同じ銘柄の電池に揃える必要があります。一応、電池は東芝製指定ですが、多分他社製でも大丈夫でしょう。ダメならローソンに駆け込みましょうw。

TNHC-MB34S4_9充電器の裏です。型番は“TNHC-MB34S4(K)”。入力は「DC5V 1A Max」、出力は「DC5V 1A Max」の記載があります。ちなみに“Made in china”で中国製です。

 

 

TNHC-MB34S4_5充電器上部。この部分には切り替えスイッチがあり、「CHARGE」側にスライドすると充電モードに入り、「OUTPUT」側にスライドするとスマートフォンなどに給電する給電モードに入ります。
スイッチは大きいのでわかりやすいですが、稼働幅が少ないので、どちらのモードに入っているかがわかりにくいかもしれません。

 

TNHC-MB34S4_7ガラケーに給電中の様子。充電器上部の切り替えスイッチを「OUTPUT」側にスライドするとUSBの出力コネクターの部分が青色に点灯します。これは暗闇でも差し込む位置がわかるので便利かも。って、これと同じ仕組みの充電器をどこかで見たことがあるぞw。
タイプとしては電気の流れを検出してON/OFFするタイプではなく、電池が無くなるまで垂れ流すタイプの電源です。

TNHC-MB34S4_6充電中の様子。前述の通り、2本づつの充電であり、2つのランプが点いていることがわかります。基本は付属のケーブルを使ってパソコンからの充電ですが、別売で専用のACアダプタも用意されています。
充電器上部の切り替えスイッチを「CHARGE」側にスライドすると、充電が開始されます。また、スイッチを「CHARGE」側にすると出力が止まることから、電源OFFスイッチ機能も兼ねています。

充電中は赤LEDが点灯、充電完了で緑LEDが点灯し、電池異常時は赤LEDが点滅します。この挙動もどこかで見たような気がするぞ。

TNHC-MB34S4_10

取扱説明書より充電時間の目安。付属のニッケル水素電池(TNH-3A)で約360分(6時間)DC5V 0.5Aの電源を使った状態では更に長い約580分(9時間40分)の充電時間になるようです。結構長い充電時間ですね。給電時間の目安は約1400mAhのスマートフォンを電源OFFで給電した場合で3時間となるようです。この辺りは給電する機器により、大きく前後しそうです。

TNHC-MB34S4_8最後に付属されていたニッケル水素電池です。充電式IMPULSEの高容量タイプでmin.2400mAhの容量を持っています。これは中国製の旧世代モデルで、現在はFDKのOEMと思われる日本製の新世代モデルが登場していますが、旧世代モデルも4本パックのみは発売が続行されています。


TOSHIBA 充電式IMPULSE USBモバイル充電器 TNHC-34AS MB(K)」への2件のフィードバック

  1. 貴重な情報、ありがとうございますm(__)m

    因みに、満充電で電池自体が何ボルトを出力するか
    わかりませんでしょうか?

    教えて頂けると幸甚です。

    返信
    1. みはりん 投稿作成者

      返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。
      コメントありがとうございます。この充電器に使われている電池は“ニッケル水素電池”と言われる種類のもので、電池1本あたりの公称電圧は1.2V(ボルト)です。メーカーや特性で異なりますが、満充電での電圧は1.4V~1.5Vと言われています。

      パナソニックのeneloopもこの種類の電池ですが、一般的な乾電池と比べると幾分か電圧が低いので、メーカーでも一部の乾電池を使う機器では使えないことがアナウンスされています。

      返信

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