TOSHIBA リチウム電池 CR2032B / アルカリボタン電池 LR44B 2P

CR2032B_1ヤマダ電機で見つけたいつもとは違うパッケージの東芝のボタン電池です。現在東芝のカタログやホームページ上で見られるのは“省資源エコパッケージを採用”し、型番にはエコを意味すると思われる“EC”符号(以下・ECシリーズ)が付加されていますが(例:CR2032EC)、今回見つけたものはブリスターパッケージが採用され、型番にはそのパッケージが由来と思われる“B”符号(以下・Bシリーズ)が付加されているのが特徴です(例:CR2032B)。

CR2032B_2パッケージ裏。両者とも社名表記は既に“東芝ライフスタイル株式会社”となっています。ヤマダ電機の通販サイトである“ヤマダウェブコム”ではどちらとも発売日が『2015年3月16日』となっており、つい最近発売されたばかりの商品のようです。
なお、バーコードのベンダーも“東芝ライフスタイル(4904530)”となっていました。

 

CR2032B_3リチウムコイン電池ではECシリーズでは日本製(過去はインドネシア製)を採用していますが(写真左)、Bシリーズでは中国製のものになっているのが特徴のようです(写真右)。
この事から、一見このBシリーズはヤマダ電機専売の低価格モデルにも見えます。

 

CR2032B_4マイナス極。この面には「4XP」なるロット番号らしき記載がありますが、何を示しているのかは不明です。このような刻印のリチウムコイン電池は初めて見ました。

 

 

CR2032B_5パッケージ裏をECシリーズ(CR2032EC)とBシリーズ(CR2032B)と比較してみました。ここで注目したのがベルマークの点数です。東芝(電池)は長期に渡りベルマーク運動に参画しているのは電池マニアの方ならご存知だと思いますが、東芝の電池はオープン価格の商品でもベルマークの点数付けのため、価格が便宜上設定されていたりします。目安として「1点=100円」で定義されているようです。

それを踏まえてみると写真左の“CR2032EC”のベルマークは“3点”となっています。ですから実質上の定価は約300円です。一方、写真右の“CR2032B”のベルマークは“2点”となっており、こちらは実質上の定価は約200円です。以上のことから、このBシリーズはヤマダ電機専売かどうかは別にしても低価格モデルであることは間違い無さそうではあります。

CR2032B_6一方、アルカリボタン電池はECシリーズと同じ中国製ですが、BシリーズではECシリーズにはない無水銀になっており“水銀0使用”となっています。これを見ると本当に低価格モデルなのか?と不安になってしまう点なのではありますが。
ちなみにアルカリボタン電池の方にはリチウムコイン電池にあったようなロット番号らしき刻印や印字はありませんでした。


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