三菱リチウム電池 その6

mitsubishicr2032_1前回の記事では“三菱電機ホーム機器”のリチウムコイン電池のパッケージが変わったことをお伝えしましたが、今度は電池自体の刻印が変更されたという話題です。
今回見つけたのは100円均一ショップ“ダイソー”で売られている三菱のリチウムコイン電池の2個入りのものです。パッケージには元々三菱のロゴマーク自体が無い商品なので、パッケージ自体の違いは特に見られません。

 

mitsubishicr2032_2写真左が古いもの右が新しいものです。古いものでは“MITSUBISHI”と旧ロゴが記載されていましたが、新しいものでは上に「LITHIUM 3V」、中程に「200px-Mitsubishi_logoCR2032N」とスリーダイヤマークのみの表示に変更されています。
生産国がインドネシア製なのは従来と同じです。裏(マイナス極)の中心部に2ケタのロット番号が刻印されているのも同じなので、引き続きパナソニック製なのではと推測されます。

・追記(2015/4/4)
mitsubishilr41_1では、アルカリボタン電池の方はどうかと言うことでLR41で比較してみましょう。
こちらも古いもの(写真左)が「LR41 MITSUBISHI」という表記になっているのに対して、新しいもの(写真右)が「200px-Mitsubishi_logoLR41」とリチウムコイン電池と同じような刻印に変わっていました。
それにしてもマークのみの記載だとどうもニセモノに見えてしまいますが、これも慣れなのでしょう。

mitsubishilr41_2ただ、リチウムコイン電池と異なり、アルカリボタン電池ではちょっと様子が異なるようです。
一見、パッケージには違いがないように見えますが、新しいロゴの電池が入っていた方にはこっそりと“水銀0使用”の記載が追加されており、どうやら無水銀化したようです。
パッケージ上の型番やバーコードは同じですが、パッケージの紙質が変わったのかパッケージ裏の色合いが若干異なっていました

mitsubishilr41_4電池の裏(マイナス極)。写真左が古いもので、写真右が無水銀を主張している新しいものです。
比較してみると、ガスケットやマイナス極のスキマ、ロット番号の印字などの特徴が異なっていますので、無水銀化で製造元が変わってしまったっぽいか??

 

ちなみにロット番号の印字は製造年月を表しているようで、写真右の“5C”を例に取ると、“5”は西暦下1ケタを表し“C”は1月から12月をAからLで表しているようです。つまり5Cとは2015年3月製造を表しているようです。これはパッケージ上の使用推奨期限とも一致しています。

★関連記事
三菱リチウム電池 CR2016/CR2025/CR2032
→100円均一ショップ“ダイソー”で売られている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池2個入りを紹介した記事。

三菱リチウム電池 その2
→上記の記事の続編で、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池の一般市販向けパッケージを紹介しつつ、ラインナップも紹介した記事。

三菱リチウム電池 その3
→さらなる続編。一部100円均一ショップで出回っている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池1個入りがインドネシア製に変わったことを紹介した記事。

三菱リチウム電池 その4
→遂に100円均一ショップ“ダイソー”で売られている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池2個入りもインドネシア製に変わったことを紹介した記事。

三菱リチウム電池 その5
→一部100円ショップなどで出回っている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池1個入りのパッケージが現行の三菱電機ロゴに変わったことを紹介した記事。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です