最近購入した、東芝ライフスタイルのリチウムコイン電池“CR2025”と“CR2032”です。
ちなみにCR2025とCR2032の違いは“厚み”です。CR2025は厚み2.5mmでCR2032は厚み3.0mmとなっています。
これは型番から読み取ることが可能で、例えばCR2025の場合、上2ケタ“20”は電池の直径20mmを表し、下2ケタ“25”は前述の通り、厚み2.5mmを表しています。この法則を覚えておけば電池の見た目だけである程度の型番が推測出来て便利ですよ。
この法則はリチウムコイン電池のみではなく、LR1130とかLR1120とかの数字4桁で構成される型番であればこの法則が当てはめられます。逆にLR44とかLR43みたいな数字2ケタの場合はこの法則は当てはまりませんので注意です。
さて、話が脱線してしまいましたが、パッケージ裏です。CR2025が“東芝ライフスタイル株式会社”の名義になっているのに対し、CR2032が古い“東芝ホームアプライアンス株式会社”の名義になっています。
では、CR2032が古いのか?と言えばそうではなく、CR2025の使用推奨期限は「01-2020」でCR2032は「02-2020」でむしろCR2032の方が新しい電池なのです。印刷工程の違いなのでしょうが、電池のパッケージって本当に面白いですね。
かつて東芝のリチウムコイン電池はインドネシア製でしたが、最近は日本製に回帰しています。電池の表にも裏にもロット番号などの印字や刻印はなく、以前本ブログで触れたことがありますが、日立マクセル製であると推測されます。
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TOSHIBA リチウム電池 CR2032
→日本製になった東芝ライフスタイル(旧・東芝ホームアプライアンス)のCR2032を紹介した記事。日本製日立マクセルのものと構造比較もしています。
東芝のリチウムコイン電池
→東芝のリチウムコイン電池のパッケージを紹介した記事。