SIEMENS シーメンス電池 PR536

siemens_1ドイツの電機メーカー“シーメンス(SIEMENS)”のボタン形空気亜鉛電池“PR536”です。日本ではあまり同社の馴染みはありませんが、補聴器の製造メーカーとして知られ、これはシーメンス純正の空気電池となります。
ちなみにシーメンスは日本初の日独合弁企業として“富士電機製造(現・富士電機)”を設立。社名の由来は合弁元の“古河電気工業”の「」と“シーメンス(ドイツ語読みでジーメンスとなる)”の「」に日本一の山である富士山の名を当てて“富士”という社名になりました。

富士通はこの“富士電機製造”で電話機を製造していた“電話部”が分離して設立された“富士通信機製造”が社名変更したものであり、その経緯から社名の由来もそのまま引き継がれています。

siemens_2パッケージ裏。使用推奨期限は「01-2015」となっており、期限切れ間近ですが、まだ期限は切れていません。注意書きは日本語表記のみであり、日本向けに作られている製品であることがわかります。生産国はドイツ
社名表記は無く、“シーメンス補聴器”お客様相談室の電話番号が書いてあるのみです。
バーコードは“40”から始まるドイツのコードですが、ベンダーは『企業情報は公開されていません。』となっており、不明でした。

siemens_3電池の外観。左がシールを剥がす前のプラス極中がマイナス極右がテープを剥がしたプラス極です。
テープを剥がしたプラス極には空気の取り込み穴が1つ見えますが、刻印が無いのでこの状態でどの電池かはわかりません。
マイナス極のガスケットが青いのが特徴ですが、これはVARTA(ファルタ・マイクロバッテリー)製特有のもので、ドイツ製で青いガスケットのボタン電池はほぼ同社製と見て間違いないと思います。


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