TOSHIBA DRY BATTERY 015

015_1以前、東芝の積層電池“W10”を紹介したが、今回は同じ東芝の積層電池である“015”を紹介する。これもカメラのフラッシュガン用の電池だが、それ以外にもテスター等多用途にも用いられた。その為、この電池が生産終了後もFDKが互換品のリチウム電池“NC706”が発売されている。ただし定価3500円と死ぬほど高い。だが、北海道のNPO法人“ラジオ少年”がこの電池の互換品“15F20”を現在でも破格の120円で発売している。これは現在購入中なので、届き次第報告します。

015_2なぜ、2個並べたかというと、同じ東芝の積層電池でありながら、製造元?が異なるからである。一つは上のもの。JISマーク表記は昔の東芝の電池によく見られた「R-O-V」で認定番号が6922。定価は280円。下のものは「T-T-K」で認定番号が364250。定価は上からシールが貼られており、350円に訂正されている。シール下は280円表記でした。T-T-Kは前のW10と同じく、東洋高砂乾電池(現・トーカン)製とみられます。

015_3おまけ。よく見るナショナルの015。ちなみに「015」の名称の由来はW10と同じく、中に入っている電池の数に由来しており、1.5Vの小さな電池が15個入っており、22.5Vとなっている。

 

 

015_4シール。「この電池は’95年末をもちまして生産中止とさせて頂きます。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。」と記載してある。本来、このシールは外装のシュリンクに貼ってあったもの。しかし、電池自体の刻印は“04-97”となっている。製造日が1997年4月と考えるとシールの表記と合わない。刻印は使用推奨期限なのだろうか?


TOSHIBA DRY BATTERY 015」への1件のフィードバック

  1. 通りすがり

    04-97のように月-年の場合は使用期限のほうです。2001年~2012年の間は紛らわしかったです。
    その間だけ04-2007のように4桁で表示していたメーカーもありました。

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