maxell ダイナミック アルカリ乾電池 LR20(W)/LR14(W)

LR20(W)_1以前このブログで日立マクセルの旧世代アルカリ電池“ダイナミック”の単3と単4が発売されており、実は2013年現在でも製造されているという記事を書いたのだが、今回、ダイナミックの単3と単4を見つけたディスカウントストアで新たに単1と単2が売られていた。
パッケージのキャッチコピーは単3と単4と同じく、「長持ちフルパワー」。単1・単2共に4本入りシュリンクパック、バーコードのベンダーは日立マクセル(4902580)。

LR20(W)_2パッケージ裏。シュリンクはFDK(富士通ブランド)および同社OEMの電池において見られる軟質系のフニャフニャシュリンク。

 

 

 

LR20(W)_3電池の外観。デザインは単3や単4のものと同じであるが、単3と単4が日立マクセル自社製なのに対し、単1と単2はFDKエナジー鷲津工場製となっている。JISマークにおいても『C8515 FDK JQ0307109』と記載してあり、認定番号から同社製であることがわかる。
ちなみに、現行マクセルのアルカリ電池“ボルテージ”の単1と単2においても、JISマークの表記が無いが、FDKエナジー製となっている。

 

LR20(W)_4プラス・マイナス側。マイナス極はFDK製独特の“逆装填防止機能”になっている。これはマイナス極の3つの突起がマイナス極同士の接触防ぎ、逆装填をしても通電しないようになっています。
使用推奨期限は単1が「12-2017」、単2が「01-2018」となっていた。パッケージにある通り、この電池は5年期限なので、それぞれ2012年12月製造と2013年1月製造のものである。こちらの方が以前紹介した単3や単4と比べると若干古い感じに見えますね。

LR20(W)_5ちなみに“逆装填防止機能”はOEM元のFDK(富士通)はもとより、東芝マクセル三菱ソニー三洋電機など多くの日本製アルカリ電池の単1と単2に見られる。これは国内で単1と単2のアルカリ電池を製造できるメーカーがFDKエナジーとパナソニックのみだからである。

 

LR20(W)_6最後に単1から単4までのダイナミックを並べてみた。本当にパッと見だとボルテージと間違いますよね。


maxell ダイナミック アルカリ乾電池 LR20(W)/LR14(W)」への2件のフィードバック

  1. 翡翠

    都内の某家電量販店と某ホームセンターでたたき売りしてますよ。ホームセンターのPBの方が売れてますが。

    返信
    1. みはりん 投稿作成者

      コメントありがとうございます。
      やはり、安売り用としてマクセルが旧ブランドの名称を使って発売しているのでしょうかね。
      何故、ホームセンターPBの方が売れているのかはわかりませんが、マクセルの方が価格が高めっぽいので売れていないのではないでしょうか。

      返信

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