某フリマアプリで入手した、富士通の“静岡県産アルカリ乾電池”です。出品者の説明によると富士通製品の家電購入時に貰えたとのこと。
パッケージには浜松市のマスコットキャラクターである「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」が描かれています。入手したのは2018年頃でNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』が終わった直後だったとのことで、同大河ドラマに乗っかって作られた電池であると思われます。
パッケージ。市販電池では見られない紙箱のパッケージで如何にも配布用と言った趣ですね。表面には富士通のロゴとともに“静岡県産 アルカリ乾電池”と書かれ、『徳川氏・井伊氏ゆかりの地、静岡県で生産しています。』とも書かれています。ちなみにFDKのアルカリ電池を製造している鷲津工場は静岡県に所在していますが、湖西市であり、マスコットキャラクターの浜松市との関連はありません。念のため。
パッケージ裏に記載されている商品名は“アルカリギフトセットNT”。NTはやはり直虎のNTだろうか。非売品だと思われるのですが、何故かバーコードの記載があり、事業者名は“FDK(株)[4976680]”となっています。社名表記は“富士通グループ/FDK株式会社”となっていました。
パッケージを開けてみました!表に描かれている家康くんと直虎ちゃんとは別絵柄のイラストと共に『乾電池になりました』と記載され、単3と単4のオリジナルアルカリ電池4本が入っています。パッケージも凝ったものになっていて、フタを開けると後ろから仕掛け絵本のように『井伊直虎』の文字が飛び出してきます。
これが中に入っていた電池です。出品時には未開封状態で売られており、普通にプレミアムタイプのアルカリ電池が入ってたらどうしよう…とも思ってたのですが、見事に家康くんと直虎ちゃんのオリジナルアルカリ電池でした。さすがFDKさん、最高です!!
電池に記載された使用推奨期限は単3と単4共に「04-2028」となっており、時期的に10年期限の2018年4月製造の電池であると推測されます。このことから、ハイパワータイプもしくはプレミアムタイプ相当のアルカリ電池だと思います。
電池の社名表記はパッケージと同じく“富士通グループ/FDK株式会社”になってます。住所の記載は無く、問い合わせ先のフリーダイヤルのみの記載です。
原産国はもちろん“MADE IN JAPAN”で日本製、シュリンクパックもFDK日本製アルカリ電池でお馴染みのフニャフニャシュリンクとなっています。