天鵝電池(SWAN BATTERY) NO 623 R14 SIZE C

今回は中国のレトロ感漂う電池を紹介します。これは「天鵝」というブランドのマンガン電池で、日本語に翻訳すると白鳥という意味です。つまり“白鳥”電池ということになります。
電池そのものにメーカー名などは記載されておらず、電池下部に“中国 上海”と入っているのみであり中国製の電池であることが何となく分かるぐらいです。裏面にも英語表記はありますが、こちらにも“SHANGHAI. CHINA”と入っているのみです。


この電池メーカーは現在でも健在であり、中国の上海に所在する“上海白象天鵝電池有限公司(Shanghai White Elephant Swan Battery CO., Ltd)”という企業です。企業名からわかった方もいるかも知れませんが、東日本大震災の時に一瞬だけ出回った青い“白象”電池と同じメーカーです。元々「天鵝」と「白象」は違う電池メーカーだったそうなのですが、1999年に1度破産した後に合併したのが現在の上海白象天鵝電池有限公司なんだそうです。「白象」の方が1921年に創業、90年以上の歴史を持つ老舗電池製造メーカーらしい。

電池の外観です。表面は中国語で『天鵝 電池』、裏面は英語で白鳥電池を意味する『SWAN BATTERY』の記載があります。下部は“中国 上海”という所在地?のみの表記ですが、現在製造されている同柄の電池では社名表記が入っているようです。
上には白鳥がデザインされている個性的なものです。絶対日本メーカーには真似できない、中国のこういうデザインの電池って味があって素晴らしいですよね。

外装は紙巻きにラミネート加工を施したもので、1962年に日立マクセルが製造した“ポリ乾電池”と同じ構造です。経年劣化のためか表面のラミネート加工が一部剥がれています。液漏れはほぼ無し(微妙なシミは見られるのですが)。
注意書きなどは一切無く、写真に見えるような『NO 623 R14 SIZE C UM-2 1.5V』の型番表記があるのみです。まぁ、これもレトロ電池ならではの味というものでしょう。


プラス・マイナス極の拡大。プラス極側にも『Swan BATTERY』の刻印があります。マイナス極には“8403”の刻印があり、恐らくは1984年3月製造の電池であると推測できます。意外に古い電池だったのですね。現在でもこのデザインの電池を製造しているそうで…。

以前、当ブログで紹介した「夜明」マンガン電池との比較。中国のレトロ電池って味があって本当に好きだなぁ…。こういう電池は今後も集めていきたいと思いますね。


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