とある100円均一ショップで入手した“DUREDAY”というブランドのアルカリ電池です。電池に記載してある発売元は“(有)洪高貿易”という大阪の企業になっており、以前本ブログで紹介した同ブランドのマンガン電池のアルカリ版といった趣きでしょうか。
ちなみに電池には“DUREDAY(R)”と、同ブランドが商標登録されている表記になっていますが、特許電子図書館で調べても該当せず、同ブランドは日本で商標登録されていないようです。
電池は写真のような6本パックで、パッケージに記された発売元は“株式会社サカイトレーディング”となっており、何故か電池に記載された洪高貿易とは異なっています。
ちなみにバーコードは先頭の国名コードが“145”となっていて、検索サイト曰く『不明な国コードです』とのことでした。なお、先頭“1”を削除すると日本の国名コード表す「45」になりますが、それで検索しても同様の結果でデタラメなバーコードであると思われます。
電池の外観。デザインは金をベースに黒+緑のアルカリ電池としてはオーソドックスなデザインで、遠くから見てもアルカリ電池であることが一目瞭然です。
発売元は前述の通り“(有)洪高貿易”で、生産国は“MADE IN CHINA”となっており中国製です。もちろん「水銀0使用」。
プラス・マイナス側。使用推奨期限の印字は以前、液漏れ大王と称され、100円均一ショップキャンドゥで売られていた10本入りのアルカリ電池のものと酷似しています。
よく見てみると、プラス極側の3本線と「アルカリ電池 単3形」の表記部分のデザインや注意書きもよく似ています。従って、キャンドゥのアルカリ電池は同じ洪高貿易が供給した可能性が高い??
なお、使用推奨期限は「08-2018」で、時期的に考えると4年期限の2014年8月製造でしょうか?
マイナス極の被覆を剥がしてみたところです。左が液漏れ大王wで右がDUREDAYです。両者とも絶縁リングなしのガス抜き穴は2つ穴タイプですが、穴やガスケットの構造が異なっていて、全く同じ構造ではありませんでした。
従って、以前の物とは改善されている可能性が高そうですが、安全を考えると一気に使い切る用途に限定するのが良さそうな感じがします。
そんな液漏れ大王ですが、遂にうちに保管されていた未開封品にも液漏れが発見されました。写真左の電池が液漏れして右の電池に伝染したように見えます。
まぁ、この電池は使用推奨期限「2014-10」で期限超えで液漏れしましたのでそこそこ良いロットに当たったのではないでしょうか。