100円均一ショップ“キャンドゥ”で見つけた、熊本県のPRマスコットキャラクターである“くまモン”のアルカリ電池です。
写真の単3と単4・2本パックが税込108円でキャラクター電池の宿命なのか、若干割高感がある電池になっています。
シュリンク裏のバーコードラベル。発売元はダイソーで“Gigamax”ブランドのアルカリ電池や“Super Power”アルカリ電池を発売していることで知られる“国際インフォメーションセンター日韓企画”でバーコードのベンダーも同社(4947678)のものになっています。
ダイソーで発売されている電池ではバーコードのベンダーから同社が供給していることが判明していますが、同社自社ブランドのものは初めて見ました。
注意書き部分。こちらも発売元は“(有)国際インフォメーションセンター日韓企画”となっています。生産国は中国で、単3は“MADE IN CHINA”で単4は“Made in China”と表記が何故か異なっています。
注意書き自体は至ってオーソドックスなもので、誤字もありません。
プラス・マイナス側。使用推奨期限の印字はプラス極側に記載されているもので、これは以前キャンドゥで10本もしくは8本で売られていた“Do! STARS”のアルカリ電池の特徴に似ています。
なおかつ、使用推奨期限も時期から推定すると、おおよそ3年期限であるという特徴も似ています。が、このくまモンのアルカリ電池は黒い絶縁リングが付けられており、絶縁リングが無かったDo! STARSの特徴とは異なっているのです。
マイナス極の皮膜を剥がしてみたところです。単3・単4共に絶縁リングは「黒」で、ガス抜き穴は2つ穴タイプとなっていました。
使用推奨期限は両者とも「07.2017」となっており、前述の通り3年期限と推測すると、2014年7月製造の電池であると思われます。
ちなみにDo! STARSのアルカリ電池とも比較してみました。左がくまモン、右がDo! STARSです。
Do! STARSの方にはやはり絶縁リングは無く、ガス抜き穴は2つ穴タイプで同様ですが、穴の形状が違うようなので、両者の製造元はやはり別物でしょうか…。
くまモンは近頃やたらと乱用されている感が・・・(人気度やライセンスの関係もあるが)
最初に衝撃を受けたのはマレーシア産の菊の箱に描かれていたときですが、それはまだ輸入業者が熊本にあったのでよかったのですが・・・
コメントありがとうございます。
この電池を発売している“国際インフォメーションセンター日韓企画”は埼玉県の企業ですからね。で、電池本体は中国製という…。
それでも、熊本のPRになるということで熊本県が許可しているわけですから、ライセンス的には問題は無いのでしょうけどね。
他のメーカーが絶縁リングや硬化樹脂を削らないのに省いちゃうのがなにか不安になるところもあります。
当たり前だが、封口のパッキンは存在するからそれがあればOKという感じだろうが、
やはり、中韓メーカーでも絶縁リング削っていないのにそれがないのは不安かな・・・