チタンパワー?

panasonictitan_1店頭で見かけた「パナソニックアルカリ乾電池」の単3。よく見るとパッケージや中のシュリンクに“Tiチタンパワー”というマークが入っていることに気が付いた。これは今日店頭で始めて見たのですが、昔からこんなチタンパワーなんてマークありましたっけ…?
でも、電池のことは知らなくてもチタンと書かれれば、何か凄そうな電池に見える感じがしますよね。

 

panasonictitan_2パッケージの該当部分の拡大。このチタンパワーの謎については最新版のカタログ“電池・電池応用商品 総合カタログ 2014”に記載されていました。
カタログによると“単3形・単4形にチタン化合物を採用。”とあり、『乾電池エボルタの技術を応用し、スムーズな放電反応を維持させることで、保存性能をアップさせました。』と書いてありました。この技術が採用されているのが使用推奨期限2024年4月(2014年4月製造)以降品らしく、通りで見たことがないはずです。写真の物は丁度「04-2024」の使用推奨期限のものでした。

 

 

なお、この技術はカタログに記載してあった通り、乾電池エボルタで先行して使われていた技術。乾電池エボルタの単3と単4においてもチタン化合物を増量し、10%の保存性能アップを実現している。この改善もパナソニックアルカリ乾電池と同じく使用推奨期限2024年4月以降品にて採用され、同じくパッケージに「Tiチタンパワー」のマークが入っているようです。
ただし、このチタン化合物の採用をアピールするようになったのは2014年4月からのようで、乾電池エボルタの単1~単2に関しても今後発売される製品に関してはチタンパワーのマークを付けているようです。


チタンパワー?」への1件のフィードバック

  1. kazurou

    とうとう電池までチタン入りか、
    高級品みたいに感じる、まぁ、わずかな量しか使われていないのは当たり前だが…
    100均やPB商品に対抗できるように努力するのは大変なことだと思う、
    最近、半端ない性能の100均電池も出てきているし、
    PBでも日本メーカーがOEMしているのは結構多いから、
    新成分を入れて保存性を上げるのが得策なのかもしれない、
    しかし、水銀も以前は保存性を高めるための物質だったし、ある意味水銀の代替かも。

    返信

kazurou へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です