今回は中国のパチもん電池の中でも「SQNY」に次ぐほど有名な“Penesamig^(R)”のマンガン電池を紹介します。かつては“PenesamiG”と「G」が何故か大きい表記でしたが、現在は全て小文字の“Penesamig”となっており、さらにPanasonicに近づいています。
ロゴはあからさまにPanasonicをパクったデザインであり、まさに見た目勝負と言った感じでしょう。“Penesamig”は普通に読んでみたら「ペネサミッグ」ですが、その読みが正しいのかも疑問です。

このPenesamigの電池は主に、安めのノーブランドのLEDライトに付いていることが多いようで、今回入手したのもディスカウントストアで98円で売られていたLEDライトに付属していました。
ちなみに、このLEDライト、凄いフニャフニャなブリスターパッケージで如何にも安物といった感じです。しかもパッケージ下には大きく「MADE IN CHINA」とムダに中国製であることを大きく主張してるしｗ。

電池の外観。デザインはどこからどう見てもPanasonicで、かつてのOEM向のデザインにそっくりのデザインです。記載は無いが中国製であろう。電池本体には製造元の記載も無く、やり逃げ的な感が否めません。型番は「R03C」で一応、青マンガン相当。
使用推奨期限らしきものは電池本体に印刷されており、『BEST IF INSTALLED BY 12-2014』と書かれています。

本家との比較。こう、Panasonicと並べるとPenesamigがPanasonicに見えそうで怖い。年配の方ならパッと見で間違えそうですね。

プラス・マイナス側。この電池の特徴としては非常に軽いこと。これ確実に中身入ってないだろｗ。マイナス極はザラザラで外見のビニールを剥がしてみると電池の亜鉛缶そのものでした。

ちなみに中国では日本の大手電機メーカー2社が合併したような「PANASHiBA」なるブランドも存在しており、まるでやりたい放題である。ここまでやられると笑いを通り越して失笑レベルですがｗ。