多分、某オークションで入手したと記憶している、初代PSP(PSP-1000)用のバッテリー。
このバッテリーはだいぶ前に購入したものと記憶していますが、今になって不自然な点が気になってしまいました。
ここ最近はネタ切れや多忙が重なって更新できない気味でありますので、今回はこのバッテリーを紹介してみたいと思います。
不自然ポイントその1。
左が純正品のバッテリーで、右が怪しいバッテリーなのですが、純正品はバッテリーパック全体がつや消しになっていて、文字が浮き出ているように見えるのに対し、怪しい方は全体的にツヤツヤになっていて不自然です。
不自然ポイントその2。
このバッテリーの不自然さで最も顕著なのが注意書きです。詳しくは左の画像を拡大して見て欲しいのですが、漢字の「置」という文字や「両」が「兩」になっていたり、ひらがなの「で」の文字がおかしかったりと色々不自然な点が目立ちます。
そして、このバッテリー最大の不自然は純正品にはない、振るとカタカタ音が鳴るという点。恐らくこのバッテリーの中身はスカスカなのでしょう。以上の点から限りなく純正品ではない模倣品の可能性が高いと考えられると思われます。
とは言え、このバッテリーは普通に使えていますし、大容量タイプのバッテリーの模倣品であれば悪質でありますが、これは標準タイプのバッテリーですからね…。玉に瑕なのが純正のバッテリーチャージャーで充電できないことぐらいで(やはり偽物じゃんw)。
互換ならまだしも、模造というのは珍しいですね。
しかし、eBay等ではバッテリーもあるのかもしれませんが、ビデオカメラの模造品が出回っているとのことです。
そして話はそれますが、かつて堂々と”PANASONIC”の文字が入っている「ビデオカメラそっくりのフイルムカメラ」(しかもカセットプレーヤーつき)を製造していたところがあったそうです。
海外って意外とやりたい放題なのでしょうか・・・
模倣品のバッテリーパックはデジタルカメラ用の電池で氾濫していた時期があり、各メーカーが警告を出していたことがありました。
ニコンのホームページでは事細かに真正品と模倣品の比較が掲載されており、本記事掲載のPSPバッテリーのような事例がたくさん掲載されていて面白いです。
http://www.nikon-image.com/support/whatsnew/2007/wnew070425_2_samp.htm
多分、海外がやり放題なのではなくて、アジア諸国のどこかの国がやり放題なのではないかと…。
http://youtu.be/Pv-WyinggZM
実は先ほど触れたフイルムカメラ(上記動画)の時点であのCの国がよくやっているのだろうなとは推測していました。
フイルムカメラにカセットプレイヤー内臓の時点であの国しかやらねえ(ただし富士フイルムはデジカメにMP3プレイヤーも入れたけど 現在主流のSDカードではないのが残念・・・)だろうなとと思っていたり・・・
あの国はある意味面白いです(笑)
カメラのバッテリーパックの模倣品(模造品)騒動は確か聞いた覚えがあります。
あのころは予備も同じ店で一緒に買ったり、なにより必ずちゃんとした家電量販店で購入していました。
バッテリーパック爆発なんてニュースがありますが、今回の奴も・・・そのうち爆発するかも!?
(またも脱線失礼いたしました)