maxell SUPER POWER ACE BLACK マンガン乾電池 単4形 R03(BN)

R03(BN)_1日立マクセル(以下、マクセル)の黒マンガン電池である“SUPER POWER ACE BLACK”の単4です。
マクセルの黒マンガンは単1~単4、そして006Pまでのサイズが発売されています。
特に単4はFDK(富士通)パナソニックのような4本パックは存在せず、写真の2本ブリスターパックのみ。そのためか店頭であまり見ることのない電池であるような気がします。

 

R03(BN)_2パッケージ裏。特にキャッチコピー等の記載は無く、至って普通な注意書きが羅列されているのみです。ちなみにバーコードのベンダーは日立マクセル(4902580)。

 

 

R03(BN)_3電池の外観。デザイン自体は単1~単3、006Pと同様のデザインになっていますが、単4のみ外装が金属外装ではなくビニール外装のためか、他のサイズと違って色合いが異なっています。
もちろん、マクセルの乾電池ではお馴染み“グリーンウッド”のシンボルマークも健在。そのマークの下には“水銀0(ゼロ)使用”の記載もあります。

 

 

R03(BN)_4注意書き部分。至って普通の注意書きです。記載の住所は東京都千代田区の日立マクセル本社の住所になっています。
生産国は“MADE IN CHINA”で中国製

 

 

R03(BN)_5プラス・マイナス側。左2本の東芝ホームアプライアンス(現・東芝ライフスタイル)“KING POWER CREEK”の単4と比べてみると、プラス極の特徴やマイナス極の刻印がそっくりです。ということはGP製でしょうか…?
ちなみに使用推奨期限は「04-2016」。日立マクセルのホームページによると単4マンガン電池の期限は2年と記載してありますから、この電池は2014年4月製造の電池であることがわかります。

manganese_r03更にダイソーで売られているGPブランドの単4マンガン電池である“GP BLACKマンガン乾電池”と比較してみました(真中2本)。やはり、マクセルとプラス極の特徴とマイナス極の刻印が酷似しています。
左2本はJISマーク表記“C8501 T-S”で東芝電池佐久工場製の“TOSHIBA KING POWER Black”です。こちらはマイナス極の特徴は異なりますが、プラス極の特徴はよく似ています。


maxell SUPER POWER ACE BLACK マンガン乾電池 単4形 R03(BN)」への2件のフィードバック

  1. RQ-SX40

    自分もマクセルの単4マンガンはキャンドウでしか見たことがありません。
    もっとも一番見かけないのは三菱のマンガンでしょうか。
    GP製とのことですが、マクセル国内生産(M.D.B.7987)時代の単4は緑色の樹脂封口が有名ですが、後期ロットでは画像のような封口のものがありマクセルの中国工場が製造しているのではないかと考えているのですがどうでしょうか。単1~単3も国内生産の頃と同じマイナス極形状に見えます。

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    1. みはりん 投稿作成者

      マクセルの006Pタイプマンガン電池もマクセル中国製造なのでは?という話がありましたね。
      マクセルのホームページを見る限りでは“Wuxi Hitachi Maxell Co., Ltd.”というのがマクセルの中国工場だと思われますが、いまいちこの工場は個人的に謎な部分が多くてよくわからないのが個人的な意見です。
      ちなみに単4マンガン電池のプラス極の構造に関しては日本製の東芝電池佐久工場製造時代のものともよく似ており(ただし、マイナス極の特徴は異なる)、マクセルが東芝より供給されていた可能性もありえます。でも、改めてダイソーでGPブランドの単4マンガンを購入して確認しましたが、マイナス極を見ても皮を剥いてもGPにしか見えない…。あくまで個人的な意見ですから、GPがマクセルに製造委託している可能性もありますし。謎です。
      http://miharin.wktk.so/recharge/tmp/manganese_r03.jpg

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