現在は乾電池から撤退している“富士フイルム(富士フイルムイメージング)”の赤マンガン。当時はアメリカEnergizerと提携しており、マンガン電池と低価格アルカリ電池は「EVEREADY」、アルカリ電池は「Energizer」とブランドを使い分けられていた。
写真の電池は“FUJIFILM”のCIロゴが現行のものになっている最終モデルで推奨期限は04-2010、逆算すると2008年4月に製造されたものと推測。ちなみに富士フイルムの乾電池撤退が同年9月である。インドネシア製。
これがCIロゴ変更以前の旧モデル(05-2005)。電池はシンガポール製でEnergizer自社製のものと思われる。ちなみにこの電池のシュリンクは画像で見ても分かる通りシワだらけ、持ってもユルユルでなんとも低クオリティなものであった。まぁ、バラバラにならなければ良いという感じでこれもこの電池の持ち味なのかもしれないですね。
おまけ。上の物よりも更に古い年代の黒マンガン(09-2000)。この頃は「FUJIFILM」のロゴが大きく「EVEREADY」の文字が小さく、まだEnergizerとの提携をあまり主張していなかったのかな?これもシンガポール製。
FUJIFILM. EVEREADY マンガン乾電池単一赤非常用に買っていたのを入れ替えたらゼロになっていました安心しては、いけませんね一回も使わずに四本とも使われなかった
マンガン電池は使用推奨期限が短い(単1・単2は3年、単3以下は2年)ので非常用にはおすすめできません。アルカリ電池は使用推奨期限は長いですが、液漏れが心配です。
なので、リチウム一次電池が液漏れしにくく、エナジャイザー製なら20年保存が可能です。非常用ならリチウム一次電池がおすすめです。
https://www.koizumiseiki.jp/energizer/product/product-1260/
欠点は単3と単4のサイズしか無いことですが…。