NEW LAMINA 6F22 9V (復刻版)

LAMINA1一時期、一部の楽器店などで売られていたLAMINAブランドの6Pマンガン電池(推奨期限:01-2009)。LAMINA(ラミナ)は三菱電機の子会社であった東洋高砂乾電池(現・トーカン)のブランドで一般販売はされなかったものの、OEM品として機器の付属品として添付していた。

 

 

LAMINA2今回紹介するものは東洋高砂乾電池が電池事業から撤退した後の製品で、東洋高砂乾電池ではなく、三菱電機ホーム機器が発売していたものである(以下、この電池を復刻版と呼ぶ)。

写真奥が東洋高砂時代のLAMINA(推奨期限:01-2004)。両面同じ印刷で裏面下側に「TOYO TAKASAGO DRY BATTERY CO., LTD. TOKYO」と書いてある。写真手前が復刻版。裏側が全面バーコード表記になっており、側面下側に「MITSUBISHI ELECTRIC HOME APPLIANCE CO., LTD.」と書いてあり、東洋高砂ではなく三菱電機ホーム機器から発売されていたことがわかる。ちなみにバーコードのベンダーは三菱電機(4902901)。

LAMINA3最後に復刻版(左)、東洋高砂時代(右)との比較。東洋高砂時代の方が銀色が多い分、銀ピカな印象を受けるが、復刻版はグレー色が強くあんまりピカピカには感じない。

ちなみに電池は両方共中国製。構造は100円均一ショップで見られる三菱製のマンガン(SUPER HEAVY DUTY)6Pと変わらないように見える(GP製?)。


NEW LAMINA 6F22 9V (復刻版)」への2件のフィードバック

  1. franc

    知人が石油ストーブを捨てようとしていたので持って帰ったら
    NEW LAMINAの単一が二本、着火用として入っていました。
    見たこと無い電池だと思い検索してこちらの記事を読みました。
    電池は錆びてボロボロでしたが石油ストーブ側の端子は錆びだけで腐食はしていませんでした。

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    1. みはりん 投稿作成者

      コメントありがとうございます。
      NEW LAMINAの単1と言うと、この記事の青色ではなくて、赤色でしょうか。
      電池は錆びていたということは、湿度など周りの環境で電池の側だけは錆びたけど、液もれはしていなかったということなのかもしれません。

      返信

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