ディスカウントストア系」カテゴリーアーカイブ

ディスカウントストアで販売されているPB品を取り上げているカテゴリです。

Quality LOCK ON! Alkaline アルカリ乾電池 単1形/単2形/単3形

qualitylockonalkaline_1九州や関東地方で“スーパーセンタートライアル”などの屋号でディスカウントストアを展開するトライアルカンパニーのアルカリ電池の一つ。
トライアルのアルカリ電池といえば、単3・4本59円(税込)の激安電池でお馴染みですが、この電池はキャッチコピー?の“Quality LOCK ON!”の名の通り通常発売されている安いアルカリ電池とはちょっと高めの値段で売られていた電池であると記憶しています。

 

qualitylockonalkaline_2パッケージ裏のラベル。品名「アルカリ乾電池」や規格「単三(LR06)*4本パック」などと、商品名が記載してあります。バーコードのベンダーは正直にトライアルカンパニー(4522646)で、現行で売られているアルカリ電池のように兼松のものではありません。
なお、ラベルには“MADE IN CHINA”と書いてある通り、中国製でこのラベルを見た感じではなんとも中国的なもの(?)が感じ取れます。

 

qualitylockonalkaline_3単1と単2の外観。白をベースとしたデザインに緑のシンプルなデザイン。注意書きおよび輸入販売者欄の横にはシルバーでサイズ表記があります。
輸入販売者は“(株)トライアルカンパニー”となっている。注意書きの誤字は無し。注意書きのフォントはWindowsユーザーならお馴染みの「MS Pゴシック」か。

 

 

qualitylockonalkaline_4プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1が「20160306」、単2が「20160525」。表記は一般的な年・月の表示だけではなく、日にちの表記もされている珍しいタイプ。
5年期限と推測すると、それぞれ2011年3月6日と5月25日製造であると思われます。

 

qualitylockonalkaline_5次に単3の外観。デザインは単1と単2と同様のシンプルデザイン。ちなみにこの電池、自分は『トライアルの白アルカリ』と勝手に名付けて呼んでいました。所持はしていませんが、他にも単4が存在していました。

 

 

 

qualitylockonalkaline_6プラス・マイナス側。使用推奨期限は「20160105」で、単1や単2と同じく5年期限と推測すると、2011年1月5日製造であると思われます。
マイナス極の絶縁リングは無いタイプで、ガス抜き穴は3つ穴のタイプでした。


D-PRICE Alkaline アルカリ乾電池 単1形/単2形

d-pricealkaline1岡山を中心に西日本で“ラ・ムー”や“ディオ”と言ったディスカウントストアを展開する“大黒天物産”のプライベートブランド品「ディープライス」のアルカリ電池。
ディープライスのロゴは“D-PRICE”下に『価格に挑戦!! ディープライス』とキャッチコピーが併記されているものになっています。
パッケージ上のバーコードのベンダーは珍しく、該当なしでした。そう考えると、現在発売されているディープライスの他製品のバーコードが気になるところです。

d-pricealkaline2電池の外観。デザインはアルカリ電池としてはベースにのオーソドックスなデザインで、遠目から見ても一目でアルカリ電池だとわかるデザインです。
注意書きも誤字は無く、普通な注意書きです。販売元は“(有)ディープライス”。この企業は大黒天物産の子会社でPB商品の企画開発を行う部門のようです。

 

d-pricealkaline3プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1・単2共に「12-2013」で期限はとっくに切れています。それでも、液漏れは発生していませんので、そこそこ優秀な電池なのではないでしょうか。ちなみにパッケージには“使用推奨期限3”と書かれていますから、2010年12月製造の電池であることが推測されます。
電池には“MADE IN CHINA”の記載があり、中国製です。

 

d-pricealkaline4実はこの電池、ハードオフで入手したもので、既に使用推奨期限が切れていた為か、単1・単2の2本入りが税込108円で売られていました。何故西日本のディスカウントストアで売られていたアルカリ電池が関東地方のハードオフで売られていたのかは不明です。


単3形 アルカリ乾電池 LR6/1.5V

trialalkalinelr6_1九州や関東地方で“スーパーセンタートライアル”などの屋号でディスカウントストアを展開するトライアルカンパニーのアルカリ電池。
写真の単3アルカリ電池は4本59円という破格値でしかも税込価格というのだから驚きです。この電池の前に発売されていたのは、兼松“MEMOREX”ブランドの独自デザインを採用したもので、この電池はその電池の後継に当たり、兼松が供給していると思われます。

 

以前、本ブログでは兼松“MEMOREX”ブランドのアルカリ電池で一部ロットで中国製からタイ製(単3)/韓国製(単4)に変わったというのを紹介したことがありますが、今回のトライアルPB品のアルカリ電池では何か変化がないかどうかを確かめてみることにしました。

trialalkalinelr6_2今回はいきなりプラス・マイナス側からです。使用推奨期限「02-2019(2014年2月製造)」では、MEMOREXブランドで用いられているような絶縁リングが「」のものですが、使用推奨期限「04_2019(2014年4月製造)」ではローソンストア100で入手できる兼松のアルカリ電池と同じような「」の絶縁リングになっており、印字も同電池の特徴である月-年表示が“_(アンダーバー)”のものに変わっていました。

trialalkalinelr6_3左が使用推奨期限「04_2019」の新しいもので、右が使用推奨期限「02-2019」の古いものです。ラベルの貼り位置が異なっています。バーコードのコードは全く同じもので、ベンダーはトライアルカンパニーではなく、兼松(4959058)のものであり、供給元はやはり同社なのでしょう。

 

trialalkalinelr6_4今回は電池の外観が最後。単3はシルバーベースの青デザインで、他のサイズでは色が違うものになっています。写真上2本が「04_2019」の新しいもので写真下2本が「02-2019」の古いもの。前者が電池に光沢がありピカピカしている印象がありますが、後者のものはあまりピカピカしておらずくすんでいる印象があり、注意書きや『アルカリ電池』などの黒い印刷も薄いような気がします。ただ、これらの特徴はよく見ないとわからない違いで、殆どわからないと思います。

両者とも中国製で、輸入販売者は“(株)トライアルカンパニー”となっている。


Make a Good Choice! ALKALINE BATTERY アルカリ乾電池 単3形 LR6

mrmaxlr6_1ディスカウントストア“MrMax(ミスターマックス)”が以前展開していた“Make a Good Choice!”というPBブランドのアルカリ電池。
デザイン的には至って普通の金ベースのもので、いかにもアルカリ電池って思わせるようなデザインである。

 

 

mrmaxlr6_2注意書き部分。至って普通の注意書きなのであるが、写真のこの部分だけを見ると、どうも日立のアルカリ電池に似ているような気がするのですが、気のせいかな??
社名表記は“MrMax Corporation”。住所は福岡市東区に所在する同社の本部の住所となっている。生産国は中国

 

mrmaxlr6_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は「05-2007」となっており、2年期限と推測すると2005年5月製造のものだろうか。

 

 

mrmaxlr6_4マイナス極の絶縁リングを取ってみたところ。リングは以前、本ブログで紹介したことのある三洋電機のCシリーズアルカリと同じく、リングがマイナス極に被さっているタイプのものとなっていた。もしかして、同じOEM元なのかもしれません。


アルカリ電池 ALKALINE 単3型

triallr6_1現在、九州や関東地方で“スーパーセンタートライアル”などの屋号でディスカウントストアを展開するトライアルカンパニーのアルカリ電池。
トライアルPB品のアルカリ電池は様々な種類が発売されており、この電池は比較的古いものである。この電池は外観や注意書きの特徴から、オーム電機のOEMであると思われる。4本58円で安かったが、あまり長持ちしなかった印象がある。個人的には国内メーカーのマンガン電池以上、アルカリ電池未満の持ちという印象だろうか。

当時は同じような値段で、同じくオーム電機が家電量販店“コジマ”専売で「C&V」なるブランドのアルカリ電池を発売していたことがあり、この電池も同じような性能だったのを記憶している。安い分、コストも削減しているから寿命も持たないということなのでしょう。この事例から、個人的にはあまりオーム電機の乾電池自体に良い印象を持っていない。

triallr6_2注意書き部分。注意書きは誤字も無く、ごく普通の注意書きであるが、「危険」の“”の字が“”になっている。なんだか怖い字である。社名表記は“株式会社トライアルカンパニー”。
デザインそのものはベースにというアルカリ電池にありがちで一般的なデザイン。生産国は中国となっている。

 

triallr6_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプで、奥に見えるガス抜き穴は2つ穴となっている。液漏れの影響か、使用推奨期限の表示が落ちており、かろうじて「01-2011」という印字が見える(写真真ん中の電池、見えるかな?)。
写真右の電池は比較的液漏れが進んでいる個体の皮膜を剥いたので、若干汚なめなのはご了承を。