スーパー/コンビニ系」カテゴリーアーカイブ

スーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売されているPB品を取り上げているカテゴリです。

ベイシアグループ乾電池のまとめ

beisia1以前、カインズPB品のアルカリ電池を紹介した時に、セーブオンカインズホームのPB品が売っていたので同社の親会社であるベイシアではどんな電池が売られているのだろう?と書いたのだが、最近ベイシアグループ系3店に立ち寄ることが出来たので、今回はベイシアグループで売られている電池を紹介する。

 

 

●ベイシア電器

beisia2ベイシアグループの電気量販店“ベイシア電器”。同店では「Be VALUE」というPB品があり、その中のシリーズとしてアルカリ電池が存在する。単1から単4までのラインナップで全てが中国製、輸入元が加藤産商株式会社、発売元はベイシア電器である。

価格は単3・単4が98円、単1が198円であった。

 

 

beisia3マイナス側。単3は赤リングでMEMOREX(兼松)のアルカリ電池に似ている。単1の方も似ている感じですね。

 

 

 

●カインズホーム(ベイシア・セーブオン)

beisia4ベイシアグループのホームセンター“カインズホーム”。同店では以前紹介した銀色の供給元FDKのものがPB品として発売されている。これはスーパーマーケット“ベイシア”も同一の電池が売られており、価格も同じだった。

現在、カインズホームに行くと銀色FDKと併売されている電池として、写真の金色デザインの電池を発見した。

 

beisia6デザインは既に発売されているカインズPB品のニッケル水素電池を踏襲したデザインとなっており、ニッケル水素電池が銀ベースなのに対し、アルカリ電池は金ベースのデザインとなっている。こういう統一デザインは電池コレクターの心をくすぐりますね。

 

 

beisia5マイナス側。単1から単4までのラインナップで全て中国製である。価格は銀色FDKと同じ。現在は併売だが、そのうちFDKが無くなるのかもしれない。

 

 

beisia7最後にカインズホームで売られていた、発売元:ベイシアグループ、供給元:FDK株式会社のマンガン電池。こちらは単1から単3までのラインナップ、全てインドネシア製であった。おそらく、以前紹介したローソンストア100バリューラインのマンガン電池と同じものと思われる。価格は全て78円。単3は使用推奨期限切れ間近だったので、68円になっていた。


TESCO Everyday long life アルカリ乾電池

tesco1関東近県で「TESCO」・「つるかめランド」といったスーパーを展開している“テスコジャパン”PB品のアルカリ電池。テスコジャパンの親会社はイギリスのテスコで世界規模ではウォルマートやカルフールに次ぐ世界3位のスーパーマーケットである。だが、日本では経営不振により撤退、株式50%をイオンに売却し、テスコジャパンはイオンエブリに社名変更、後にイオンの完全子会社になる予定である。しかし、以前取り上げたカルフールやダイエーなど、あらゆるスーパーがイオンに集結してますね。

tesco2パッケージ裏。至ってシンプルな表記。下の単4・4本パックは「シートゥーネットワーク」という社名だが、これはテスコジャパンのさらに前の社名である。ちなみに、現在のTESCOブランドのスーパーには電池が取り扱われていなかったので、このPB品の電池は売られていない模様。売るとすれば、イオンなのでトップバリュの電池を売ることになるのでしょうね。

 

tesco3電池本体。茶+銀のデザインはアルカリ電池さを感じさせない。全面英語表記なので本国のものを輸入して売っているのだろうか?電池は中国製である。

 

 

tesco4マイナス側。使用推奨期限は底板に直接印刷されているタイプ。


Familymart collection Fujitsu アルカリ乾電池

familymartc1以前、コンビニエンスストア“ファミリーマート”のPB品の6Pを紹介したことがあるが、今回ファミリーマートに行ってみたら新たなPB品の電池が入荷されていたので紹介する。これは現在ファミリーマートが展開しているPB品「ファミリーマートコレクション」の一つで、電池は“Fujitsu”のロゴが記載されているFDKとのコラボ商品となっている。単1~単4までのラインナップで、単1と単2が日本製、単3と単4がインドネシア製となっている。コンビニではセブン-イレブンイトーヨーカドーで展開しているセブンプレミアムのアルカリ電池がやはりFDKOEMのPB品であるが、こちらは単1~単4まで全てが日本製である所が違う点であろう。

familymartc2裏面。特徴ある明朝体っぽい注意書き。販売元は株式会社ファミリーマート、製造元はFDK株式会社でインドネシア製(写真は単3なので)。写真の2本入りで158円であり、FDKインドネシアのアルカリ電池にしては高い印象を受ける。デザインは銀青といったデザインで、青・水色が好きな自分にとっては好きなデザインだったりします。

 

familymartc3バーコードラベル。ラベルにもFujitsuロゴが。気になったのでバーコードのベンダーを調べてみたらFDKのものでした(4976680)。そうなると製造からパッケージングまでFDKで行い、ファミリーマートは店頭に並べてるだけという印象を受けますね。

 

しかし、最近のPB品の乾電池はFDKが多いですねぇ…。以前のファミリーマートのPB品はパナソニック(未公表)だったのですが、まさかファミリーマートまでFDKになるとは思わなかったな。


激安トップバリュ電池のその後…

bestprice1以前、このブログを立ち上げる前に自分のホームページ“Miharin HomePage”内の「コネタ」にて、『激安トップバリュ電池はEnergizer?』という記事を書いたことがある。詳しくはリンク先を見て欲しいが、要約すると当時イオン系統の店で売られていた「ベストプライス by TOPVALU」というPB品の単3電池がシンガポール製で構造がEnergizerのものにそっくりだったという話である。

 

そこで、今回は現在の「ベストプライス by TOPVALU」の電池はどうなっているのだろう?ということでイオンに行って買って来ました。まず違うのが価格。シンガポール製だった頃のものは4本88円で売られていたが、現在のものは4本98円に値上げされていた。製造国もシンガポール製から中国製になっている。電池本体の安さのポイント:海外へ一括大量発注しました。というキャッチフレーズは変わっていない。

ちなみにこのベストプライス、かつては「ベストプライス by TOPVALU」という名称でトップバリュのロゴが小さく、トップバリュのマークも無かったが、2012年3月から「トップバリュベストプライス」と正式にトップバリュファミリーに入り、トップバリュのロゴ(黄色)が付いた新しいものになっている。電池は丁度今が切り替わりの時期のようで絵柄が違うものがあった。写真の左が旧デザイン(推奨期限:07-2016)で右が新デザイン(推奨期限:09-2017)のものである。旧デザイン品はかつてのシンガポール製に似ているけど、「アルカリ乾電池」という字体が違ったり、グレーと白の2色デザインだったのが、白ベースのデザインに変わってますね。

bestprice2この中国製のベストプライス電池、マイナス側がオーム電機が発売している「V-アルカリ乾電池」に似ているというタレコミがあったので調べてみると、確かに緑色のリングや推奨期限の印刷が似ているし、シュリンクも似ている。もしかしたらオーム電機のOEM供給なのかもしれませんね。


Savings アルカリ乾電池

savings3最近の当ブログはPB品乾電池紹介がずっと続いておりますが、今回は3回目の登場となるダイエーのPB電池。写真の下が最終モデル(推奨期限:12-2011)のもので、上がその前のもの(推奨期限:12-2006)。上のものは前回紹介したマンガン電池と同じセービングロゴ(2代目)だが、下のものは2006年、15年振りにブランドロゴを刷新したものである。「Savings」の「i」がビックリマークみたいのになっているのが特徴。電池自体も当時発売されていたのソニー「STAMINA EX」にそっくりのデザインに。

savings4ダイエーのアルカリ電池はいつからか使用開始の書き込み欄があり好きだったのだが、イオンのトップバリュになってから使用開始の書き込み欄どころか、OEM元まで変わってしまった(FDK→パナソニック)。

ちなみに製造は日本製のFDKエナジー製。旧モデルは旧JISマーク表記があったが、最終モデルはJISマーク無しその代わりに、「水銀ゼロ(0)使用」の横に小さく「FDK」の文字が…。

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CO・OP アルカリ乾電池

coop1日本生活協同組合連合会、いわゆる生協(CO-OP)のアルカリ電池の現行品(推奨期限:12-2017)。かつては単1から単4までのラインナップだったが、現在は単3と単4のみの展開のようである。

製造者はFDK株式会社。日本製、JISマーク表記、FDKなのでFDKエナジー製と思われる。

 

 

coop2以前のモデル。この頃は単1から単4までの展開であった。これもFDKエナジー製の日本製。写真の電池の推奨期限は単3が11-2005、単1が12-2006である。

 

 

coop3旧品と現行品との比較。個人的には昔のものがデザインが個性的で何とも生協って感じで好きだったのですが、現行品はいかにもPB品って感じのデザインで面白く無いですね。


LAWSON アルカリ1

lawson1コンビニエンスストア“ローソン”が当時の東芝電池とコラボして作ったPB電池。TOSHIBAならぬ、LAWSONのアルカリ1である。見た目のインパクトはNo.1だが、本家の東芝のものと混ざったらわからなそうですね。

ちなみにPB電池では無いものの、現在でもローソンで売っているアルカリ電池は東芝の「IMPULSE」である。

 

lawson2東芝のロゴマークも「アルカリ1」表記の下にしっかりと存在。発売元も東芝電池である。推奨期限は「07-2006」、おそらく2004年7月製造か。JISマークなし。既にFDK製に切り替わったっぽい??

 

 

lawson3本家との比較。上はローソンアルカリ1。中は同時期に発売されていた東芝アルカリ1(液漏れで外観がおかしいのはカンベン)。下は後期版の東芝アルカリ1(推奨期限:02-2014)。


Carrefour Alcaline

carrefour1フランス資本のスーパーマーケットである“カルフール”のPB品のアルカリ電池。日本では2000年より現地法人であるカルフールジャパンが千葉・幕張などにカルフール店舗を展開していたが、業績不振でイオンに売却、カルフールジャパンはイオンマルシェに社名変更されるが、2010年にカルフール店舗をイオンに変更、イオンマルシェもイオンリテールに吸収されて現在に至る。

 

carrefour3今回の電池、未開封のまま保管しておいたのだが、酷い液漏れを発見したので、今回のブログで記録に残して程度がマシな電池を残して廃棄することにした。

特に、写真の単3の液漏れが酷い。

 

carrefour2パッケージ裏。注意書きは中国語・韓国語(ハングル語)・日本語で記載してある。発売元はカルフールジャパン(後のイオンマルシェ)なのはわかるが、輸入元が何故かオーム電機である。

単3と単4は「Made in Belgium」、ベルギー製である。

 

carrefour4液漏れなしの4本を抽出。電池テスターを使うとほぼ満タンを示すが、あの液漏れ加減を見るとこの電池を使いたくないのも確かである。推奨期限は「JUN-2008」、2008年6月。

マイナス側を見ると赤いリング(というか樹脂か?)がパナソニックのものと酷似している。もしかして、パナソニックベルギー工場製か?

 

carrefour5単4は粉吹き程度の液漏れしか無かったが、電池残量はほぼゼロでした。白ベースの緑をメインとしたデザインは結構格好いい。

 

 

 

carrefour66Pタイプ。6Pは「Made in Denmark」、なんとデンマーク製。どこのOEMなんだろ?

ちなみにパッケージには「Alkaline アルカリ乾電池」と書いてあるが、電池本体には“Alcaline”と書いてあって、どれが正しいブランド名なのかは不明。

 

 

carrefour7電池本体。液漏れは全く無しで残量も満タンでまだ使えそうである。

 

 

 

carrefour8刻印は印刷。「PD0903 ED0608」と書いてあり、ロット番号なのかな?製造日と推奨期限の表示という見方もできそうだが。


FamilyMart EXTRA SUPER アルカリ乾電池 9V

familymart1ファミリーマート”PBのアルカリ乾電池の6P形。半額以下の199円で入手。何で?と思うかもしれませんが、推奨期限を見てみると「03-2013」で今月いっぱいの期限。売れなかったのだろうな…。
モノ自体は日本製でマイナス側に樹脂リングが付いているものなので、パナソニック製のものと思われる。この世代のファミリーマートPBの電池は他にも単1から単4があるが、これも構造がパナソニックのものなので同社製なのだろう。

familymart2裏面を金パナと比較。“この樹脂部品は外さずに…”云々の注意書きも同じことからパナソニックOEMっぽいことが見受けられる。
ちなみにファミリーマートPBの電池はどこも在庫限りのようで、そろそろ生産完了なのかな?

 

 

familymart3パナソニック製の6Pアルカリはマイナス側の推奨期限表示の印刷が同じで、並べてみるとどれがどれだかわからなくなるので電池当てクイズとかしてみると面白いかもw。という訳で、日本製パナOEMのアルカリ6Pを並べてみた。旧・金パナだけ字体がおかしいが、長期保存で印刷が滲んじゃったのかな?

※画像のフォントは遊女様の手書きフォント「ゆな字」を使いました。ありがとー。


LAWSON バリューライン マンガン乾電池

valueline1ローソンストア100”のPBブランド「バリューライン」のマンガン乾電池。珍しいPBブランドのマンガン電池で、供給元はFDK、単1から単3までのラインナップで全てインドネシア製である。

 

 

 

valueline2注目なのは単3もインドネシア製であるところ。富士通の黒マンガン(3300)のインドネシア製は液漏れ耐性が強いとされるが、100円ショップなどで売られている富士通の黒マンガンの4本組は中国製となっている。このバリューラインのマンガン電池も富士通の黒マンガンと同じものなのだろうか?

 

 

valueline3単3インドネシア製のマイナス側。インドネシア製の富士通黒マンガンと同じだかは不明。追って報告する。