No.504
D-5000に使用されているD/AコンバータのCXD1161Mですが、サービスマニュアルのブロック図を見ているとD/Aコンバータの部分が“LEVEL SHIFT DAC”・“R-STRING DAC”・“PWM DAC”の3ブロックに分かれているのを発見しました。これもしかして三洋半導体製DACで見られたダイナミックレベルシフト変換方式じゃね?
という訳で、三洋半導体LC7881のデータシートを確認してみるとブロック図はほぼ一致しています。
CXD1161MとLC7881はピンコンパチでほぼ同じものになっていますが、違いはLC7881にある14番ピン“IF”がCXD1161Mでは“TST 3”という端子になり省略されている点で、ブロック図ではIF端子の先に繋がっている「Selecter」がCXD1161Mでは省略されているみたいです。
LC7881の“IF”はインターフェース切替端子でLの時MSBファースト、Hの時LSBファーストの入力に切り替えられるようです。CXD1161Mのデフォルト値は分かりませんが、LC7881では切り替えが効くのでCXD1161MをLC7881に載せ替えすることは可能だと思われます。後はDACの電圧がCXD1161MとLC7881で一致しているかどうかですが…。こちらはCXD1161のデータシートを入手しないとわからんでしょうね。
以上のことからCXD1161Mは三洋半導体からOEM供給を受けたダイナミックレベルシフト変換方式のD/Aコンバータだと思われます。シチズンのポータブルCDプレイヤーであるCBM-777がLC7881を使用していますが、結果的に同じものだとは思わなかったですね💦
という訳で、三洋半導体LC7881のデータシートを確認してみるとブロック図はほぼ一致しています。
CXD1161MとLC7881はピンコンパチでほぼ同じものになっていますが、違いはLC7881にある14番ピン“IF”がCXD1161Mでは“TST 3”という端子になり省略されている点で、ブロック図ではIF端子の先に繋がっている「Selecter」がCXD1161Mでは省略されているみたいです。
LC7881の“IF”はインターフェース切替端子でLの時MSBファースト、Hの時LSBファーストの入力に切り替えられるようです。CXD1161Mのデフォルト値は分かりませんが、LC7881では切り替えが効くのでCXD1161MをLC7881に載せ替えすることは可能だと思われます。後はDACの電圧がCXD1161MとLC7881で一致しているかどうかですが…。こちらはCXD1161のデータシートを入手しないとわからんでしょうね。
以上のことからCXD1161Mは三洋半導体からOEM供給を受けたダイナミックレベルシフト変換方式のD/Aコンバータだと思われます。シチズンのポータブルCDプレイヤーであるCBM-777がLC7881を使用していますが、結果的に同じものだとは思わなかったですね💦
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