🗐 みはのにっき

みは のひとりごとにっきです。Xは腐り切っているのでこちらに戯言を移転しました。私の趣味全開でお届けします!!

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カテゴリ「SONY D-5000」に属する投稿11件]

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改造したD-5000にリピートスイッチを付けてみることにしました。まず、スイッチを付けるための穴を開けるのですが、中を開けてスイッチを付けた時にどうなるか、例えばスイッチを取り付けた時に内部の部品に当たらないか?リード線を引き回せる位置にあるのか?をよく考えて穴を開けていくことが大事です。それを考えないとヘタしたら穴だらけのCDプレイヤーになりかねないので注意が必要です。
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今回は操作の利便性や取り付けやすさを考えて左手前の位置に取り付けることにしました。この位置には基板を支えているプラスチックの柱が存在しているので(1枚目の写真)、その部分を避けつつ基板上の部品に干渉しないように穴開けを行います。穴開けする位置が決まったらスイッチの大きさを考えてしるしを付け、穴開けを行うのが良いでしょう。
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穴開け完了しました。裏側に付いていた何かの部品が取れました😭これは操作基板を支えている部分です。3本あったうちの1本が折れたようです。取り敢えず、2本状態で仮組付けを行いましたが、操作基板は沈み込むような現象は見られませんでした。大丈夫でしょう!
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穴開けに夢中で使ったスイッチを紹介するのを忘れてました💦今回はシンデンというメーカーの“プッシュスイッチ、単極29シリーズ ”というのを使いました。D-5000の側面に実装できる小型スイッチであることと、my first Sonyに相応しい“×黒”のカラーリングだったのが決め手になりました。これは千石電商で入手可能 です。
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線の引き回しを考えて正式な配線を行い、穴から配線を引き出してからスイッチにはんだ付けしました。ここまで行けば後は楽です♪
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てな訳で、後付けリピートボタンの取り付けを完了しました!ちゃんと赤いボタンを使っているのでデザイン的にも違和感が無い感じに仕上がってますよね。これは普通の押しボタンスイッチなのでクリック感が無いタイプなのですが、ちょっとカチカチ音が鳴るようなスイッチだったら良かったかな…と思います。
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今回、D-5000はもしもの時に備えてeBayでサービスマニュアルを購入しておりました。その回路図を見ていた時に疑問を感じました。液晶ディスプレイに“REPEAT”や“SHUFFLE”と言った表示があるのです。これはCBM-777のようにリピート機能が隠されているのでは…?
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キー周りの配線を見ていると、各キーがマイコン1ピンづつ割り当てられているタイプでこれは無理かな…?と思ったらありました!マイコンの15番ピンにREPEATというそのものズバリな空きがw。
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早速、中を開けて探ってみるとマイコンの該当ピンはG2 BOARDというパッチ基板に阻まれてアクセス不可能でした。ソニーの改造はダメだぞ!という意志が感じられます(多分、気のせいw。
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パターンを追ってみると、サービスモードに入るジャンパの丁度真上にあるパッドにつながっていることが判明。一応空きピンですが配線が引っ張れるような設計にはなってるんですね。
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早速、その位置から押しボタンスイッチを付けて引っ張ってきます。押しボタンスイッチはマイコンの15番ピンとGNDに接続してあげます。
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試してみたらやっぱりリピート機能が有効になった!ボタンを押すと1曲リピート全曲リピートシャッフルシャッフルリピートの順で変わります。かなり多彩なリピート機能でなぜこれを削除したのか理解に苦しむな💦
これは中身スカスカなので、簡単にスイッチを増設できそうですね♪勿論、マネをすると改造行為に当たり、メーカー保証を受けられなくなる可能性が高くなるので注意です。今でもソニー・クリエイティブプロダクツが保証してくれるのかは謎だけど🤔
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直った!と思っていたのですが、電池では動作するのにACアダプタを接続すると動かなくなる症状を発見。
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どうせ半田クラックだろう…と中を開けて、DC入力ジャックをハンダ盛りしていたら実はランドが剥がれていたことが判明。スズメッキ線を使いジャンプして修理完了です。
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お揃いのACアダプタで動作確認してみましたがOK!このACアダプタはD-5000に付属していたものではなく、同じmy first SonyのラジカセCFS-2020に付属していたものらしい。規格は同じなのでD-5000にも使用可能。
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さて、D-5000を洗って乾燥し一週間が経過したので元通りに組み立てていくことにします。
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外れていたCD蓋の窓はアロンアルフア光を使って固定しました。これ、良いですね。付属のライトを使えば秒で固着するし、塗りすぎても白化現象が起きない点は素晴らしいと思います。ネックは価格だと思いますが…。
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沈み込んでしまっていたターンテーブルは同じピックアップレンズを用いたシチズンのCBM-777を参考にして高さ調整しました。
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という訳で、無事動作するようになりました!左下の丸いトラック表示がPCエンジンの初代CD-RO㎡ドライブを彷彿とさせて良いですね(あっちは7セグLED表示だが)。悔やむべきところは再生ボタン上の文字が剥がれかけだったところが筐体洗浄したことで完全に無くなってしまったこと。オープンボタンも一時停止ボタンも“PAUSE”みたいになってしまっています💦いっそ、この部分は全部文字を剥がしても良いかもしれません。
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D-5000に使用されているD/AコンバータのCXD1161Mですが、サービスマニュアルのブロック図を見ているとD/Aコンバータの部分が“LEVEL SHIFT DAC”・“R-STRING DAC”・“PWM DAC”の3ブロックに分かれているのを発見しました。これもしかして三洋半導体製DACで見られたダイナミックレベルシフト変換方式じゃね?
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という訳で、三洋半導体LC7881のデータシートを確認してみるとブロック図はほぼ一致しています。
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CXD1161MとLC7881はピンコンパチでほぼ同じものになっていますが、違いはLC7881にある14番ピン“IF”がCXD1161Mでは“TST 3”という端子になり省略されている点で、ブロック図ではIF端子の先に繋がっている「Selecter」がCXD1161Mでは省略されているみたいです。
LC7881の“IF”はインターフェース切替端子でLの時MSBファーストHの時LSBファーストの入力に切り替えられるようです。CXD1161Mのデフォルト値は分かりませんが、LC7881では切り替えが効くのでCXD1161MをLC7881に載せ替えすることは可能だと思われます。後はDACの電圧がCXD1161MとLC7881で一致しているかどうかですが…。こちらはCXD1161のデータシートを入手しないとわからんでしょうね。
以上のことからCXD1161Mは三洋半導体からOEM供給を受けたダイナミックレベルシフト変換方式のD/Aコンバータだと思われます。シチズンのポータブルCDプレイヤーであるCBM-777がLC7881を使用していますが、結果的に同じものだとは思わなかったですね💦
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D-5000の内部基板。CBM-777と同じく、片面基板となっています。メイン基板液晶や操作キーが実装されたサブ基板2枚構成となっています。これすらもフラットケーブルによる直ハンダとなっていて、2枚の基板を分離するのは難しい。
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CBM-777と同じ、大きい外形が目立つIC(モータードライバ)BA6290A(ローム)が実装されていました。
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D/AコンバータはソニーのCXD1161Mです。データシートが見つからないので詳細は不明ですが、時期的にマルチビットDACだと思います。→後の調査で三洋半導体製DACで見られるダイナミックレベルシフト変換方式のDACであることが判明しました。詳細はコチラ
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と、言うわけで今日はマイ・ファースト・ソニーのCDプレイヤー「D-5000」をバラしていきます。
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中を開けた所です。あれだけ大きい筐体ですからね、かなり中身はスカスカなのです。
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同じピックアップレンズを使ったシチズンのポータブルCD、CBM-777 は全ての結線がコネクタ接続されており、メンテナンス性が大変良かったのですが、D-5000は配線が全て基板上にはんだ付けされており、メンテナンス性は最悪。線はゴチャゴチャ、配線されている箇所を写真を撮り記録していきながら線を外して行きます。
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スピーカーを外してみた所。かなりホコリだらけで汚いです。メンテナンスとはこういう見えない所の汚れも落とすことですね!スピーカーはネジを外しても取れず、筐体に引っ付いてました。外す時は注意です。
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全てバラしました!筐体は今日の夜、一緒にお風呂に入りながら洗っていきます♪
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ターンテーブルに付いている黒いカバーを外してみました。外して再生してみると、CDはピクピク動き始めましたが回りませんでした。恐らくレーザー光のフォーカスが合ってないと思います。
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ピックアップレンズはシチズンのポータブルCD「CBM-777」 と同じSF-87を使用していました。ソニー製なのに三洋製のピックアップレンズを使っている事例もあるんですね…。ちなみにCBM-777で使用していたSF-87はケーブル結線されているタイプで、D-5000に使用されているSF-87はフラットケーブルタイプのものなので両者互換性は無いCDパーツマン でも既に販売終了しているようです。
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もちろん今回入手したD-5000はジャンク品なのですが、症状としては『通電はしますが、読み込みは出来ず少ししたら電源が落ちてしまいます!』ということで、おそらくピックアップが読みに行ってないだろう…、と推測して落札してみました。
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再生ボタンを押してみましたが、読みに行くどころかCDが回りません…。何かが引っかかっているような感じです。ちなみにCDを入れずに再生ボタンを押すとターンテーブルは回転、レーザー光もしっかりと出ていました。
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よく見てみると、CD蓋の窓が外れています。最初これが原因でCDの押さえが正常に働かずCDが回転しないのかな?と思ったのですが、ターンテーブル側を見てみるとターンテーブルが沈み込んでしまっていました。黒いカバーと同じ位置位まで沈み込んでいます。これではCDは回らんでしょう。
おそらく、このCDプレイヤーは蓋の部分に重いものを乗せて保管されていたのではないでしょうか。その影響によりCD蓋の窓が外れるだけではなくその中のターンテーブルまで押し込んでしまったというのが真相でしょう。これは中々に闇深い案件です、CD蓋の窓も接着しなければならないので完バラする勢いになってしまうと思います。
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次はD-5000の本体を見ていこう。手前には大きな持ち手が付いていて持ち運びには便利。奥にはモノラルスピーカーが付いている。こうしてみるとポータブルCDプレイヤーというよりかはレコード時代のポータブル電蓄に近い雰囲気がある製品です。
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CDプレイヤーは再生のみに徹した機能となっており、リピート機能やランダム再生機能は備えていない。液晶はトラック表示のみのタイプです。
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側面の端子類。非常に少ないです。左側にはラインアウト端子とDC入力(2.1mmのセンターマイナス)、右側には子供向けにふさわしい大きいツマミの音量調整、その横はヘッドホン端子かな?と、思ったらマイク入力でした!カラオケができるのかなw。
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確かに可愛らしい専用マイクが付属していました❤
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後面にゴムが配置されていて何だろう?と思ったのですが、立て掛けた時の滑り止めだったんですね。細かい配慮が嬉しいですね!
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今日はこれを入手しました!某フリマアプリで一目惚れです😭
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my first Sony(マイ・ファースト・ソニー)”のポータブルCDプレイヤー「D-5000」です。my first Sonyとはその名の通り、初めて触れるソニー製品をコンセプトとした子供向けAV機器のシリーズですね。子供ウケし易い派手な配色になっているのがポイント。
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my first Sonyは1987年に海外で展開されたシリーズですが、その翌年である1988年に日本でも発売しています。ただし、ソニーからではなく、CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)傘下であるソニー・クリエイティブプロダクツより発売されており、本体には“SONY CREATIVE PRODUCTS INC.”の記載が見られます。その後、1993年頃にmy first Sonyシリーズが再展開されますが(2期)、こちらはソニー発売となっています。

当時放送されたコマーシャルでもソニー・クリエイティブプロダクツのロゴが表示されているのみで“It's a SONY”のサウンドロゴが流れない異質なものになっていました。これはやはり、ソニー流通の家電販売店ルートというよりかはソニー・クリエイティブプロダクツの玩具店や雑貨店での販売ルートを使ったという事情なのでしょうかね…。
蛇足ではあるが、現在ソニー・クリエイティブプロダクツはFGOのアニプレックスやラセングルと同様にソニーミュージックグループの“ビジュアル&キャラクタービジネスグループ”に属している(当にっきではFGOがソニー系であることを強く押していく方針です💦)。

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