カテゴリ「ジャンク修理」に属する投稿(時系列順)[37件]
CXD8178QはD/Aコンバーターらしく、松下製の1bitDACならMASH?ということでD-99のサービスマニュアルを見てみました。

このチップのブロック図には“MASH LOGICS”という記載があり、やっぱりこれは松下製のDACでは無いだろうか…。Twitterのフォロワーさんにこれは「MN6471」というMASH第2世代チップのOEMでは無いか?との指摘があり、こっちのデータシートも当たってみると、

ものの見事に同じブロック図、ピン配列まで全く同じでした。ただし、CXD8178Qは3.9Vで作動するのに対し、MN6471は5Vで作動するように設計されているようで、単純な差し替えは出来ないみたいです。

このチップのブロック図には“MASH LOGICS”という記載があり、やっぱりこれは松下製のDACでは無いだろうか…。Twitterのフォロワーさんにこれは「MN6471」というMASH第2世代チップのOEMでは無いか?との指摘があり、こっちのデータシートも当たってみると、

ものの見事に同じブロック図、ピン配列まで全く同じでした。ただし、CXD8178Qは3.9Vで作動するのに対し、MN6471は5Vで作動するように設計されているようで、単純な差し替えは出来ないみたいです。
以上で修理完了…、と思ったのですが、まだ不具合が残ってました。まず1つ目は液晶表示が欠けているという点。

サービスマニュアルを見る感じでは「COM2」の配線が断線していそうな感じですが、調べてみた所断線は無し。電源投入時TOCリードしている時に薄く表示されているので、電源系の不具合も有り得るかも?
2つ目は左チャンネルの音が小さい。音量調整のボリュームに直接接点復活剤を差してみるものの改善せず。恐らくこの時期のオーディオ機器にありがちなコンデンサの容量抜けではなかろうか…。これは追加の部品購入が必要ですね。(※追記:LINEOUTからの出力は正常なので、ヘッドホンアンプ周りに介在する不具合であると推測される)
CDプレイヤー自体の調子は良く、TOCリードも良好。CD-Rも軽々読んでくれます。


サービスマニュアルを見る感じでは「COM2」の配線が断線していそうな感じですが、調べてみた所断線は無し。電源投入時TOCリードしている時に薄く表示されているので、電源系の不具合も有り得るかも?
2つ目は左チャンネルの音が小さい。音量調整のボリュームに直接接点復活剤を差してみるものの改善せず。恐らくこの時期のオーディオ機器にありがちなコンデンサの容量抜けではなかろうか…。これは追加の部品購入が必要ですね。(※追記:LINEOUTからの出力は正常なので、ヘッドホンアンプ周りに介在する不具合であると推測される)
CDプレイヤー自体の調子は良く、TOCリードも良好。CD-Rも軽々読んでくれます。
これが今回の山場です。バッテリーを精製水に漬けて、極板を押してやります。全体的にまんべんなく押してあげるのがよろしいようです。何をしているのかというと、干からびたバッテリーに精製水を補充させています。極版を押し続けていると灰色の色が水分で変わってきます。ある程度、押してあげて水分が入ったら裏側にひっくり返して、裏の極板も同じことをしてあげます。

この時に極板を守っているビニールを爪などで破ってしまわないよう注意!破ってしまうとバッテリー液が漏れてしまい終わりです…。ちなみに精製水とはカーショップやホムセンのカーコーナーとかで売られている“バッテリー補充液”のことです。間違っても水道水は使わないこと!


この時に極板を守っているビニールを爪などで破ってしまわないよう注意!破ってしまうとバッテリー液が漏れてしまい終わりです…。ちなみに精製水とはカーショップやホムセンのカーコーナーとかで売られている“バッテリー補充液”のことです。間違っても水道水は使わないこと!
その後は充電です。精製水から取り出したら水分を拭き取りゴム弁を取り付けて(液漏れ防止の為)、外装缶をつけずに充電器(もしくはポータブルCD本体)に取り付けて充電を行います。テスターがあれば都度取り出して電圧が上昇しているか確かめてみると良いでしょう。
D-99の場合、ある程度電池電圧が上がってくると「CHARGE」インジケーターが表示され本充電が始まります。これが表示されたら復活成功と言って間違いないと思います。

充電されているのを確認したら、そのまま充放電を繰り返して電池を馴染ませてあげます。

また、充電している時に電池が膨らんでいることがありますがその時はゴム弁を動かして内部に溜まったガスを抜いてあげましょう(一気にはずずと液漏れの危険有り)。
D-99の場合、ある程度電池電圧が上がってくると「CHARGE」インジケーターが表示され本充電が始まります。これが表示されたら復活成功と言って間違いないと思います。


充電されているのを確認したら、そのまま充放電を繰り返して電池を馴染ませてあげます。

また、充電している時に電池が膨らんでいることがありますがその時はゴム弁を動かして内部に溜まったガスを抜いてあげましょう(一気にはずずと液漏れの危険有り)。
液晶表示が欠けたソニーのポータブルCDプレイヤー(Discman)「D-99」ですが、遂にこんな物を入手しました。

液晶ディスプレイです。eBayを見てみたら、たまたま中古品が出品されてたので迷った挙げ句に落札。価格は送料込みで約7000円程度でした。下手したら、ジャンク品のD-99本体がもう一台買えそうな価格ですね💦

しかし、元々付いていた液晶と比較してみると端子の折れ曲がり方が違っていました。落札したのはD-150、D-250用のものでサービスマニュアルを見る限りでは端子配列は同じものだったので大丈夫だろうと、高を括ったのでありますが、取り付け位置が違うようで端子の折れ曲がり方も違うようです。
逆に折り曲げ直せば良いのでしょうが、端子の折れが怖いところでありますね。

液晶ディスプレイです。eBayを見てみたら、たまたま中古品が出品されてたので迷った挙げ句に落札。価格は送料込みで約7000円程度でした。下手したら、ジャンク品のD-99本体がもう一台買えそうな価格ですね💦


しかし、元々付いていた液晶と比較してみると端子の折れ曲がり方が違っていました。落札したのはD-150、D-250用のものでサービスマニュアルを見る限りでは端子配列は同じものだったので大丈夫だろうと、高を括ったのでありますが、取り付け位置が違うようで端子の折れ曲がり方も違うようです。
逆に折り曲げ直せば良いのでしょうが、端子の折れが怖いところでありますね。
いきなり、カテゴリが「ジャンク修理」に変わるのですが、このCDポータブルプレイヤーは文字通り難ありのジャンク品として購入しました。状況としては『(ピックアップ)レンズの不具合かCDの読み込みができない現象が頻繁に起こる』とのことでした。前オーナーが新品で購入したときからこうだったようで、もしかしたら不良品だったのかもしれません。

しばらく動かしてみたら不具合内容がわかりました。具体的にはピックアップレンズがホームポジションに戻っていません。CDは一番最初に内周にあるTOCが記録されているエリアにアクセスし、CDの総曲目と総収録時間を読み、表示します。しかし、このCDプレイヤーは何かに引っかかっているのか何なのか、ホームポジションに戻ってくれず、途中で止まってしまうのです。手で強引にピックアップを内周まで動かして見るとTOC読みしてCDを再生してくれるのですが、ある位置まで行くとそこで止まってしまい、戻らないと言った現象のようです(行きは読んでくれるのですが、帰りが引っかかっている感じ)。


しばらく動かしてみたら不具合内容がわかりました。具体的にはピックアップレンズがホームポジションに戻っていません。CDは一番最初に内周にあるTOCが記録されているエリアにアクセスし、CDの総曲目と総収録時間を読み、表示します。しかし、このCDプレイヤーは何かに引っかかっているのか何なのか、ホームポジションに戻ってくれず、途中で止まってしまうのです。手で強引にピックアップを内周まで動かして見るとTOC読みしてCDを再生してくれるのですが、ある位置まで行くとそこで止まってしまい、戻らないと言った現象のようです(行きは読んでくれるのですが、帰りが引っかかっている感じ)。