日本ビクターのゲーム機“Vサターン”


新年、明けましておめでとうございます。2014年もこの“Miharin HomePage”をよろしくお願いします。

ハードオフで珍品を発見。日本ビクター(現・JVCケンウッド)のゲーム機「Vサターン」。
これはいわゆる“セガサターン互換機”というもので、外装の色は違うが、中身はセガサターンと全く同じ。
ビクターはセガサターンの前世代機種メガドライブにおいても、メガドライブ+メガCDの一体機「ワンダーメガ」を発売していた
事があり、後継機サターンでも互換機を発売したようである。
他にもセガサターンのCPU(SH-2)を当時供給していた、日立製作所による「Hiサターン」も存在した。
そんなセガサターン互換機の中では一番出ていたのはこのVサターンであると思われるのだが、市場で多く出ていたのは
純正セガサターンであり、それでも珍しいものである。日立のHiサターンはセガサターンでは別売だったオプションである、
ビデオCDとフォトCDが見られるカードが標準装備したため、値段が高く互換機の中でも出ていなく、あまり見ること無い
機種である。

Vサターンの中身はセガサターンと同じと書いたが、実は全く同じ訳ではなくて起動画面が多少異なる
起動時のロゴが「V・SATURN」になっている他、マルチプレイヤー画面の“SEGA”ロゴが無くなっているだけであるが。
著作権表示も「(C)SEGA ENTERPRISES, LTD.」でどちらとも同じ。
ただし、リンク先のキャプチャー画面では比較元であるセガサターンのバージョンが“Ver.1.00”になっているが、これは
比較元が初期モデルのセガサターンのため。後期モデルでは“Ver.1.01”のものも存在する。

ちなみに当時、音楽CDの再生はプレイステーションよりもセガサターンで再生していたなぁ…。
何故なら、プレイステーションのCDプレイヤーは音楽CDを再生するだけの単機能なのに対し、
セガサターンは“サラウンド”、“ピッチチェンジャー”、“ボーカルキャンセラー”機能などムダに多機能だったから。
後継機、ドリームキャストではこれらの機能が無くなり、単機能なCDプレイヤーになっていたのはショックだった…。

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