TEAM ORION アルカリ乾電池 単3形/単4形

teamorion_1スイスを拠点にラジコン向けのモーターやバッテリーを発売する“TEAM ORION”のアルカリ電池です。そのような経緯から、この電池は一般に見ることは少なく、ラジコンを扱う模型店などで入手できる電池となっています。
同じラジコンを扱うタミヤがミニ四駆用のアルカリ電池として“パワーチャンプ”を発売していることは有名ですが、このような模型メーカーが電池を発売することは珍しい事例と言えます。

 
この電池は“TEAM ORION”の日本現地法人である“ティームオリオンジャパン”が発売しています。同社は“ミニッツレーサー”などで知られる大手ラジコンメーカー“京商”の関連会社のようで、所在地も神奈川県厚木市にある京商の中にあります。

teamorion_2パッケージ裏のバーコードラベルです。商品名は『TEAM ORION 単3形(単4形) アルカリ乾電池』で型番が単3が“No.ORI13600”、単4が“No.ORI13601”となっています。価格らしきものが記載されており、単3が180円で単4が170円のようです。
バーコードは“76”から始まるスイスのコードでベンダーは“Team Orion Europe S.A.”となっていました。

 

teamorion_3電池の外観。一般に流通しない電池だからなのか、背景のデザインはかなり独特です。背景は単3・単4共に変わりませんが、“TEAM ORION”ロゴの色が単3は「緑系」、単4が「ピンク系」の色になっています。
社名表記は“ティームオリオンジャパン”で住所は前述の通り、神奈川県厚木市の京商と同じ住所となっています。原産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。

 

teamorion_4プラス・マイナス側。使用推奨期限の印字はプラス側に記載してあり、シールの折り返し部分に印字があるため非常に読みにくいです。単3のみではなく、単4にも見られますから、これはわざと?
なお、使用推奨期限は単3・単4共に「05-2019」となっていました。恐らく、5年期限で2014年5月製造の電池であると推測されます。

 

teamorion_5マイナス極の被覆を剥がしてみました。絶縁リングは無いタイプで、単3・単4共にガス抜き穴は2つ穴タイプとなっていました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です