アルカリ乾電池 単1形/単2形/単3形/単4形

kanematsu_1ローソンストア100で見られる、日本の総合商社“兼松”のアルカリ電池。兼松はかつてメモレックス・テレックスを傘下に置いていた関係で発売していると思われる、“MEMOREX”ブランドの乾電池が非常に有名ですが、この電池は特にブランド名を冠していない至って普通なアルカリ電池です。
デザインは単1~単4まで全て共通、ベースにのシンプルデザイン。個人的には青が好きなので、かなり好みなデザインです。

 

kanematsu_2パッケージ裏。ラインナップは単1から単4まで。単1と単2は1本入りのシュリンクパック単3と単4は4本入りのシュリンクパックとなっています。単1や単2は1本入りであることから、最初から100円均一向けに企画された電池であることが推測されます。
100円均一ショップで見られる単1や単2の1本入りは1本のみで使用したり、奇数本で使うときは重宝しますが、店舗によっては2本入りが安い場合もあるので、場合によりけりと言えるでしょう。

バーコードのベンダーはそのまま“兼松株式会社(4959058)”でした。

kanematsu_3まずは単1と単2を紹介。ローソンストア100の場合この電池以外の単1と単2は以前本ブログでも紹介した、供給元FDKのバリューラインマンガン電池のみであり、単1と単2アルカリ電池が欲しい場合は必然的にこの電池を買わなければいけないことになります。

 

 

kanematsu_4電池の社名表記部分と注意書き部分。表記は同じなので、単1は社名表記を単2は注意書き表記を掲載しています。発売元は“兼松株式会社”。単1には「MADE IN CHINA」と記載してあり、中国製であることがわかりますが、何故か単2には原産国表示がありません。

 

 

kanematsu_5マイナス側。使用推奨期限は単1が「01_2019」、単2が「12_2018」となっており、時期的に5年期限と推測、2014年1月製造と2013年12月製造のものであると思われます。
使用推奨期限の表示は印字と言うよりは印刷という感じで、字体も特徴があるものです。月-年表示も普通は“-(ハイフン)”なのが多いのに対し、これは“_(アンダーバー)”になっているのも特筆すべき特徴なのではないでしょうか。

kanematsu_6次に単3と単4を紹介。こちらも単1と単2に準ずるデザインで、特に違いは見られません。原産国表示は単2と同じく記載されていなく、どこの国で製造しているのかは不明ですが、単1が中国の表記であるため、恐らくは中国製でしょう。

 

 

 

kanematsu_7プラス・マイナス側。印字の特徴は単1と単2と同じ。月-年表示が“_(アンダーバー)”なのも同じです。マイナス極の絶縁リングは「」です。
使用推奨期限は単3と単4共に「12_2018」。こちらも5年期限と推測、2013年12月製造と思われます。

 

kanematsu_8マイナス極の皮膜を剥いてみました。絶縁リングは薄い緑で、奥に見えるガス抜き穴は3つ穴の珍しいタイプでした。
一瞬、オーム電機のV-アルカリ乾電池の特徴に似ているような気がしましたが、同電池は濃い緑の絶縁リングでガス抜き穴は2つ穴でしたので違うようです。

 

kanematsu_9最後にフルラインナップ。改めて見ても、別段、特徴という特徴がないデザインの電池ですね…。
今回の更新でカテゴリー、「一次電池(一般)」内に「兼松」を追加しました。


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