近所のディスカウントショップ“ドン・キホーテ”で30円で売っていた、韓国の電池メーカー“ベクセル(Bexel)”のマンガン電池(単2)。恐らく、震災時に入荷した電池であると思われ、怪しい全面ハングル語の怪しい外観から売れ残っていたのかもしれない。使用推奨期限は「02-2014」であり、期限が近づいているという理由でこの価格で売っていたようである。
パッケージ裏のラベル部分。輸入元は福岡県にある輸入卸売り業者である“株式会社三和通商”になっており、バーコードのベンダーも同社のものになっている(4543268)。
電池本体はハングル語表記のため、日本語による注意書きはこのラベル上に記されている。原産国は韓国、一応“水銀0使用”であるようである。
ラベルをさらに剥がすとその下にもバーコードラベルが…。バーコードは「880」から始まる韓国のコード、ベンダーを調べてみると“BEXEL CO.,LTD.”になっていました。なので、これが韓国本国のバーコードなのだと思われます。
電池の外観。黒ベースのデザインではありますが、プラス側に橙色や黄色のシマシマ模様?が配置されており、個性的なデザインである。電池本体は表記から注意書きに至るまでハングル語で型番以外は全く理解が出来ません。
ベクセルのホームページを見るに、この“Bexel”ブランドのマンガン電池は韓国国内向けのもので、海外向けおよびOEM向けは“Supergard”というブランドで展開しているようです。
プラス・マイナス側。今回は同じ韓国製である、ロケット「MEGACELL」の単2マンガン電池と比較してみる。構造は全く違うので同じ製造元では無い模様。使用推奨期限の印字はどちらともマイナス極に直接印字されているタイプですが、ベクセルの方が印刷が薄く、すぐはがれてしまいそうです。
電池本体の型番表記は「R14」としか書かれていないので、ランクは不明ですが、ベクセルのホームページではマンガン電池がこの1種類のみしか紹介されていないので、黒マンガン相当なのかもしれないですね。
この電池、近所のスーパーで1パック120円だったので購入したことがありますが、
正直言って持ちは最悪です。まだパナの青ハイパーの方がましかもしれません。
やたら軽いので分解してみたのですが、正極合剤の少なさがそのまま重さに表れています。