「永耐(DUREDAY)」というブランドのアルカリ電池。このブランドは中国・深センの電池メーカー“Shenzhen Yongnai Power Co.,Ltd.”という会社が所有しているブランドであったようであるが、現在は“Jiaxing Huarong Battery Co., Ltd.”という別のメーカーが取得しているブランドのようである。合併か譲渡されたのだろうか?経緯は不明である。
パッケージには『5号』という謎のサイズ表記があるが、これは中国における“単3”サイズを表すものである。他に単1はそのまま「1号」であるが、単2が「3号」、単4が「7号」で単5が「8号」と、日本のサイズ体系とは全く異なるので、中国で電池を購入する時は要注意である。
上の写真では4本入りにしか見えないが、裏側にも折りたたまれてさらに4本があるので、計8本入りです。秋葉原で8本100円で購入したと記憶。
パッケージは電池1本ずつを切り離せるものになっている。日本においても、初期の一部アルカリ電池でこのような連結パッケージを用いたものがあったようであるが、現在はこのようなパッケージのものは見られない。
パッケージ裏。連結パッケージとなっているので、それぞれに同じバーコードと注意書きが記載されている。バーコードは「69」で始まる中国のものであるが、ベンダーを検索してもヒットしなかった。
“DUREDAY”というブランドは“DURACELL”に語感が似ている感じがするので、やはりデュラセルをパクリ…意識しているのだろうか?
電池の外観。デザインは金ベースの白。激しくGPのアルカリ電池似です。電池本体には「无汞0%MERCURY」・「无镉0%CADMIUM」と記載してあり、水銀とカドミウムは含有していない模様。謎のリンゴマークに加え、WEEEマークも見られ、欧州に輸出されることを想定しているのだろうが、注意書きは中国語のみの記載になっています。
プラス・マイナス側。使用推奨期限の印字は刻印や電池本体に印刷されているものではなく、マイナス極の底板に直接印刷されている。液漏れすると消えそうで怖いですね。使用推奨期限は「02-2015」。絶縁リングは無いタイプであった。
海外ではGP系のデザインのパクリというか・・・ 別の会社がGP SUPER ALKALINEと同じアルカリ乾電池のデザインのものを流通さしているのでしょうか GP系の乾電池のデザインはもしかして中国共通なのかもしれませんね・・・
謎は深まりますね・・・
謎と言うか、このDUREDAYは凄いですよ。なんたって、このメーカーのホームページに掲載されている“SUPER POWER”というアルカリ電池?はパッケージは金パナ、中身は乾電池エボルタのデザインに激似ですからねw。
http://www.dureday.com/cpzs-2.html
ということを考えたら、GPアルカリ電池のデザインのパクリなんて生ぬるいでしょう。
最高ですね。日本仕様ではデザインを変えてるあたり小賢しくて大好きですw
なにげに他の電池もかっこいいですよね。既視感ありまくりですけれどもw
面白いですよね。でも、日本仕様の電池も「長寿命 使用推奨期限4年」という表記のシールが日立マクセル「ダイナミック」のシュリンクパックに貼り付けてあったシールにこれまた激似なんですよね。この会社は何かしらマネしないと気が済まないのでしょうかね…。
http://www.maxell.co.jp/jpn/dbps_data/_material_/localhost/htdoc/society/domestic/ipu_dina.gif
でも、この日本仕様のDUREDAY、売ってるのを見てことが無い…。
この電池、秋葉原某所で一部個体がおもらしした状態で販売されていました。
期限はこの記事のと同じだったかと。
DUREDAY調べてたらこのサイトに着いたので書き込みます。
今年の電脳売王の福袋に入ってたので、会社で私用に使っているシーラーに使いました。
いや、ちゃんと動きましたけどね・・・・・当たり前ですが。
使用後は、なんか(爆発とか炎上とか液漏れとか)怖くなって、結局外しておいとくことに。
なんで電池2本使うのにこんな警戒せにゃならんのかと。
中国語から発せられる警戒感が半端ないです(笑)
まぁ、100円均一ショップで売られている単3アルカリ電池の大半は中国製ですし、この電池を使って爆発はしないと思いますよ。液漏れはあるかもしれませんが。
少なくとも自分が保管しているこの電池はまだ液漏れは確認できていません。