Vinnic EXTRA HEAVY DUTY SUM1/SUM2

Vinnic_1リサイクルショップで見つけたVinnicの電池。店内を見ていたら、見慣れない電池があったので見てみたらVinnicじゃん、と思って即購入。単1と単2が売られており、各60円で売っていた。
Vinnicは香港の電池メーカー“Chung Pak Battery Works Limited.”のブランド名で以前はマンガン電池は「Vinnic」アルカリ電池は「Vinergy」とブランドが分割されていたようですが、現在は“Vinnic”ブランドで統一されているようです。シュリンクはFDKアルカリ似の軟質系フニャフニャシュリンク。

Vinnic_2電池の外観。黒ベースのオレンジ色の外観はなかなかカッコが良いデザインに見える。上のVinnicロゴがナショナルな感じに見えなくもないですが。外装は金属外装で、外観のクオリティーは結構高い。メーカーサイトのPDFによると、写真の外観の「EXTRA」と、「SUPER」が存在するようで、仕様表の重さと持ち時間を見るに前者が黒マンガン相当、後者が赤マンガン相当であると推測される。

 

Vinnic_3注意書き部分。「0% MERCURY CADMIUM ADDED」と記載してあるので、水銀とカドミウムは含有していないようであるが、WEEEマークに「Pb」表記があるので鉛は含有している模様。現在メーカーサイトで見れるこのデザインの電池には「No Lead Added Zinc Chloride Battery」と記載されており、鉛は含有されていないものに変更されているようなので、今回入手したのは旧モデルか。

また電池には台湾で発売される電池に付けられるリサイクルマーク(通称:四矢マーク)も記載されている。もちろん電池は中国製

Vinnic_5プラス・マイナス側。プラス極の絶縁リングは「緑」。マイナス極の構造も国内メーカーのものに負けない造形でクオリティー的には高い。マイナス極に刻印された使用推奨期限は単1・単2共に「06-2014」。やはり、震災時に輸入した電池が流れたのかな…?

 

 

Vinnic_4ちなみに外箱はこんな感じです。単1は6パック(12本)1箱でリーズナブルなので箱買いしてしまいました。単2の方は1箱20本近くあったと記憶。単2はあまり使わないので購入は見送りました。
箱には「Vinnic EXTRA HEAVY DUTY Green Pack」と記載、電池本体は“Made in China”表記なのに、外箱の方は何故か“Made in PRC”表記である。

 

Vinnic_7電池のシュリンクパックにはバーコードが見られなかったが、箱の裏側にはバーコードがあったので、この電池元々は箱売りなのかな…?バーコードは「489」で始まる香港のコード。ベンダーを調べてみるとちゃんと“CHUNG PAK BATTERY WORKS LTD(4898338)”になっていた。

 

Vinnic_8これは電池本体に記してある“CP”マーク。これはメーカーの社名である「Chung Pak」の頭文字を取ったものであると思われるが、これに似たロゴがソニー発売していた化粧品(現在はソニーグループを離脱、TBSグループ下になり「CPコスメティクス」になっている)のロゴにそっくり。なので、この電池はソニーの関係会社が作っているのではと幼い頃ずっと思っていた記憶があります。
並べてみましたが、改めて見てみると、CとPがつながっている意匠が似過ぎですよね。

Vinnic_6このVinnicブランドの電池は日本国内では発売されていないので、あまり見ることがありませんが、よくおもちゃなどの付属品のテスト用電池として付いていることがあり、見たことがある方もいるのではないでしょうか?


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